キャリアの神様

就活で武器になる「ビジョン」の考え方|意味や理念との違いも解説

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  • 志望する企業や業界が決まらない
  • なりたいものがない
  • ビジョンがない
  • 将来の夢がない
  • わからなくなってきた。もはや就活に興味がない……。

このように考えている人もいるでしょう。あなたの気持ち、とってもわかります。

なぜなら僕自身も約1年前にこの就活を乗り越えてきたからです。

誰よりも就活に対して考えた結果、内定率5%のメガベンチャー企業に内定を頂くことができました。

しかし、元々から就活を切り抜ける力があったのかというとそうではありません。

僕自身のダメダメな経歴をお伝えすると……

・Fランク大学に在学
・サマーインターンの選考全落ち
・やりたいことなんて何もない
・ある就活イベントでは60人参加の55位の成績を獲得

という圧倒的に就活に向いてない学生の一人でした。

実際にインターンのGDでも散々な結果でいつもグループでは落ちこぼれというか、何も出来ないまさに“空気”のような存在だったと思います(笑)

しかし、落ちこぼれても行動を止めず動き、思考し続けたことによって内定を頂くことが出来ました!

僕が就活で手に入れたのはそれだけではありません。

行動をし続け様々な人たちに出会い、企業を知り、価値観を吸収したことにより、自分自身が1年前と比べて大きく成長し、色んなところで活動が出来るようになったのです。

それも、就活を真剣にかつ前向きに捉え、行動にうつせたからだと自負しています。

とは言っても就活で内定を獲得できないうちは、

・今自分に目標がない
・志望業界が明確にない
・やりたいことが見つからない

という悩みを抱えることも多いはず。

そんな方には、是非これから先の文章を読んで頂きたいです。

ハンデが大きい私だったのに、なぜ難関企業の内定が可能になったのか?

それはただ1つ、ビジョンを持っていたからです。

ビジョンというと分かりにくいかもしれませんが、いわゆる自分の「軸」みたいなものを僕の中でビジョンと呼んでるだけのことです。

しかし、そう呼ぶにはわけがあります。なぜなら、軸とビジョンには違いがあるからです!

=企業を選ぶ基準
ビジョン=人生でこうなりたいという姿

どちらも1つの基準ではありますが、意味合いとしては大きく異なってきます。

これを持つことによって自分の志望業界や志望企業が見えたり、就活をおこなう意味が明確になります。

せっかくこれから何十年も働く環境に身を置くわけですから、これからしっかり考えて行きましょう。

ここではそのビジョンの重要性を色んな角度で考え、具体的な例や考え方を踏まえてお伝えします。

この記事を見れば「やりたいことがない」人でも、仕事、人生に意味を見出すことができ、明日から気持ちを入れ直して就活を再開することができます。

就活の選考でビジョンを質問される理由

ビジョンを聞く理由

ビジョンを見出すことは選考対策にも役立つ

面接では「今後のビジョンはありますか?」「あなたのビジョンを聞かせてください」と質問されることがあります。

就活生の成長意欲を知る

ビジョンを質問する1つ目の理由は、就活生の成長意欲を知るためです。

ビジョンを聞くことで、それぞれが目指す働き方が分かります。

例を見てみましょう。

  1. 1年以内にTOEICで800点を取り、3年以内には海外拠点へ出向しグローバルに働ける人材になりたい
  2. 結婚をして家庭と仕事の両立をしていきたい。産休・育休明けに雑務から入り直しとならないように、個人のスキルであるエンジニアのネットワークスペシャリストと応用情報技術者試験の資格を3年以内に取得したい

①と②では、目指すものから希望する働き方が大きく異なります。①は海外へと視野を広げ拠点を移しての活躍を希望しています。②はワークライフバランスをビジョンとしています。

個人のスキルを期間を決めて身に付けたいという点は、共通している点ですね。

ミスマッチを防ぐため(自社で達成できるビジョンなのか)

ビジョンを質問する2つ目の理由が、企業とのミスマッチを防ぐためです。

先ほどの①をビジョンに掲げていても、応募企業に海外拠点がない場合は叶えることができないため、入社しても早期退職に繋がります。

採用には多大な費用や労力かかっているため、企業は新入社員が末永く在籍して活躍することを望みます。

企業側は、就活生のビジョン(ありたい姿)を聞き、自社で叶えられるものなのか、応援できるものなのかを確認しているんですね。

編集部 橋本

ビジョンは企業の社風や考えを把握したうえで考える

社風や考え

自分に合う方法でビジョンを描いてみよう

ビジョンを質問する理由から、面接で答えるビジョンの内容は、企業の社風や考えを把握したうえで回答することが大切と言えます。

・1年後には管理部で企業IR広報活動をおこないたい
・5年後には管理職に就き結婚出産を経て復職しても活躍できる立場を築いていたい

OB訪問やインターンシップで社風を聞く

企業の社風や考えを知る方法としては、OB訪問やインターンシップへの参加がおすすめです。

インターンシップやOB訪問で、社員に直接どんな活躍の仕方があるのか、どんな働き方があるのかを聞いてみましょう。

自分のビジョンを伝えて、叶えられそうなものかを聞いてみるのもありです

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10年後や20年後よりも1・3・5年の短期スパンで考える

ビジョンを考えるうえでは、10年20年と遠い未来よりも、1年3年5年と割と近い未来で考えることをおすすめします。

10年20年後の明確なビジョンがある人は問題ありませんが、なりたい姿やありたい姿は社会にでて働くなかで変わってくるものです。企業は〇年後のビジョンと年数は指定していません。

そのため、考えやすい入社1年後や3年後、そしてプライベートも関わるであろう5年後の考えやすい未来のありたい姿や働き方を考えることをおすすめします

よしお

たしかに数年後だったら考えやすいかもしれねーな!
そうじゃな。数年後の未来が描けないと数十年先を見越すことはできないからの。

キャリアの神様

仕事外でのビジョンでもいい

ビジョンを考える際は、必ず仕事に関わるものでなくてはいけないというわけではありません。

例えば、3年後にはヨーロッパへの旅行を制覇させる、一軒家を建てるなどでもOKです。

「自分がどう生きたいか」と表現すると少し大げさに感じますが、人生は意外と短いです。

20代はあっという間に過ぎてしまうので、最終的に目指したいゴールを定めておくことで、時間を無駄にせずに過ごすことができます

その上で、どんな仕事をしたいのか、どんな働き方をしていきたいのか、についても考えてみましょう。

一見、完全にプライベートかと思われますが、深掘りすることで働き方を伝えることができるのです。

よしお

ビジョンを考えるのは面接対策のためと思ってたけど、自分のためにもちゃんと考えておいた方がいいみたいだな!
そうじゃ。20代のうちに達成しておきたい目標を小さくてもいいから考えておくといいぞい。

キャリアの神様

面接官を納得させられる志望動機は具体性と論理性が肝心!

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ビジョンの答え方

ビジョン答え方

具体的なプロセスを示して“本気度”をアピールしよう

ビジョンを伝えるためには、理想や希望だけでなく、そのビジョンに行きつくまでの具体的な取り組みも伝えましょう

理想を語るだけであれば、いくらでも伝えられますが、それには行動が伴わなければ、企業が導いてくれるわけではありません。

具体的なプロセスを伝えることで、本気度が企業に伝わります。

納得のいく就活の最強の武器「理念とビジョン」

なりたい将来像をみつけて、就活後の自分から逆算する

思考を巡らせれば、ぼやっとは見えてくる。やるべきことが。あなたの道が。

これまで、割と企業に好かれるためのビジョンを考えるのか、と思った人もいるかもしれません。しかし、ビジョンは納得した就活を送るために必要なものでもあるのです。

理念とは普遍的で変わらない叶えたいもの

納得のいく就活のための「ビジョンと理念」を

納得のいく就活を送るために必要で最強の武器が「理念とビジョン」です。

よく企業の存在意義などで使われるものですが、実際に企業だけでなく自分にもこれを落とし込むことが重要なポイントになってきます。

  • 理念:不変的で変わらない叶えたいもの。もしくは姿や状態
  • ビジョン:常に変化するもので理念に対するマイルストーン

よく似た表現で使われる2つですが、実は全く違うものということが上記からも理解出来ると思います。

特に理念は、社会課題や社長が感じる「世の中の変えたい」とか「こうしたい」という思いを言語化したものです。

企業に入ることを目的にするのではなく、自己理念を達成する自己実現への手段として企業があると伝えていく必要があります

人生の目的「理念」の見つけ方とその深め方

人生の目的「理念」の見つけ方とその深め方

社会や様々な事象に課題意識を持ち続けることで、理念が醸成されることになるのです。

「今そんな課題なんて見つからない!」とか思ってる人も大丈夫です。

僕自身も全くありませんでしたが、就活を通して自己分析を深め、深め、深めまくったことで少しずつ醸成され形成されました。

理念は「人に感謝されたことや喜ばれた経験」がキーポイントになる

感謝されるということは、相手の望み(ニーズ)に対する自分の行動が結びついたということです

例えば、不便な世の中の仕組みにITを導入して、人々の生活を支えるサービスをリリースする企業など様々です。

価値を欲してる人に価値を与えるという考え方が就活において大切になるんですね

編集部 橋本

将来のビジョンはエージェントに相談

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自分の確固たるビジョンを就活時期に仮に決めておこう

就活で自分の進むべき道を仮に決めておく

仮に決めるだけで、前に進む足踏みが良くなる。

ビジョンは就活が始まる前に決めておきましょう。

1年後、3年後はそんなに遠い未来ではありません。

ビジョンを考える際は、企業の社風を知ることも必要ですが、まず色々な人に会ってみて、どんな働き方があるのかを知りましょう。

多くの就活生は身近な社会人として両親を想像するでしょうが、働き方は十人十色です。

固執するのではなく、インターンシップやOB訪問に参加して自分に近いビジョンを考えておきましょう。

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