エントリーシートの自己PRの書き方が分からない…
そもそも自己PRをうまく言えない…
自分の書いた自己PRに自信がない…
この記事にたどり着いたあなたは、エントリーシートの自己PR欄に頭を悩ませているのではないでしょうか?
学歴フィルターのかかっている企業でもない限り、エントリーシートの書き方工夫するだけで選考通過率は大きく変わります。
数十社連続で選考に落ち続けた僕でも、外資系コンサルティングファームやメガバンクなど複数企業から内定を得られるようになった自己PR作成の秘訣を解説します!
- エントリーシートで自己PRを書く前に準備が必要
- エントリーシートの記述はフォーマットには頼るべきでない
- 就活エージェントを利用すればエントリーシートのサポートをしてもらえる
Contents
1.エントリーシートの自己PRで企業が見るもの

企業の求める人材×自分の強み= を考える
企業がエントリーシートで自己PRを書かせる理由は、「企業が求める能力や長所を学生が持っているか」確認するためです。
例えば、あなたの志望先がチーム体制の作業が多い企業としましょう。
その場合、企業側の採用者は「この人はチームで課題を達成できる人材だろうか?」ということを知りたがるはずです。
この場合、コミュニケーション能力に優れていなくてはいけないわけではありません。
みんなの意見をまとめられる人や、周囲とは違った視点でモノを見ることができ、臆することなく発言できる人も課題を達成するうえで必要です。
新卒に求めていることは職種だけでなく企業によっても異なります。
1-1.能力と企業が求める人物に一致しているか
いい自己PRは、企業が求める人物像や能力を的確に把握し、自分がその能力を持ち合わせていることをアピールできているものです。
エントリーシートの自己PR欄を埋めようとする前に、あなたの志望先が求める能力・長所が何なのかを先に理解しておく必要があります。
営業職で考えると、いくら売り込みたい商品の魅力を存分に伝えたとしても、それがお客様のニーズに沿っていなければ、お客様にその商品を購入して貰えませんよね。
自己PRもそれと同じなのです。企業のニーズを満たすことができる人物だと思ってもらえる自己PRを作成しましょう。
2.エントリーシートの自己PRを作成する方法

自己PR作成の準備
以下では、自己PRを考えるためにどのような準備が必要なのか、具体的に5つのSTEPに分けて説明しています。
これらを参考にして、実際に自己PRを考え直してみましょう。
- STEP.1企業が求める人材像を理解する
「自分が志望する企業がどのような人材を求めているのか」をまだ理解できていない人は、いったんエントリーシートを書くのを中断して土台から整えましょう。
企業研究や合同企業説明会、OB・OG訪問などを利用して、企業が新卒に何を求めているのか明確にしておくと、自己PRをスムーズに考えられます。
企業のホームページによくある「先輩の声」にも、企業の雰囲気や求める人物像のヒントが隠されている場合があります。くまなくチェックしてみてください。
- STEP.2自分の良いところ「ブレスト」
ブレストとは、会議でよく使われるアイデアを見つけるための方法です。質よりも量を意識して自由にどんな意見でも出し合うのが特徴です。
自分のいいところを探すとき「自分がいいと思っているだけじゃないか……」と気持ちにブレーキをかけてしまうことがあるのではないでしょうか。
ブレストは、気持ちのブレーキなどの「制限」を設けないのが特徴です。とにかく自分のいいと思うところを書き出してください。
ブレストのコツ①自分を客観的に見てくれる人と一緒にする
②条件は設けない
③とにかく多くの特徴を出す
- 笑顔がいい
- 数字をずっと見ていても疲れない
- 自分の意見はけっこう納得してもらえる
例えば、上記のようにささいな特徴でも構いません。
- STEP.3自分の良いところ「仕分け」
下記の特徴を参考にして、STEP.2で書き出した自分の特徴を「①自分に関わる力」「②他人に関わる力」「③課題に対する力」に分類しましょう。
- STEP.4自分の良いところ「マッチング」
次は「企業が求める長所・能力」と「自分の特徴」がマッチするものをピックアップします。
例えば、志望先の企業が以下のような人材を求めているとします。
「営業先の顧客に分かりやすく自社サービスをプレゼンできる人材」この場合は、次のような特徴をピックアップできるでしょう。
- 理解力
- わかりやすく伝える力
- 親しみやすさ
- STEP.5自分の良いところ「エピソード」
最後に、STEP.3でピックアップできた特徴に関係する「過去のエピソード」を思い返します。
例えば、次のようなエピソードがいいでしょう。ダンスサークルのレベルアップのために、リーダーである自分が短期集中セミナーに参加。
セミナーで得た知識をしっかりと習得して、サークルメンバーに伝授し、メンバー全体のスキルアップが実現できた。
上記のエピソードでは、次の2点を十分に伝えられるでしょう。
- セミナーの学びを習得できたという「理解力」
- メンバーに分かりやすく技術を伝えたという「伝える力」
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3.エントリーシート自己PRの書き方
自己PRの書き方順序
- 自分の強み(結論)から書く
- 強みを裏付けるエピソード
- 仕事でどのように活かされるか
- 採用担当者の心に刺さる文章をつくる
3-1.自分の強み(結論)から書く
最初に結論から書くことで、読みやすい文章になります。
例えば、以下のような書き出しがいいでしょう。
私の長所はリーダーシップをとれることです。【結論】
学生時代には、テニスサークルの幹事長となり、メンバーの意見を上手く吸い取り、みなが納得するサークル運営を心がけてきました。
(以下省略)
結論から伝えることで、その先の文章にどういった内容が書かれているかイメージできます。
採用担当者にも自分の強みを上手く伝えることができるでしょう。
3-2.強みを裏付けるエピソード
先に紹介した例文のように結論だけを伝えても、強みを裏付ける根拠がないと説得力に欠けます。
説得力のある自己PRにするには強みを裏付けるためのエピソードが必要となってきます。
「なぜリーダーシップに自信があるのか」
この根拠を裏付けるエピソードを一緒に伝えることで、より説得力を持った自己PRに仕上がります。
具体性に欠けると、信用できない自己PRになってしまいます。
学生時代には、テニスサークルの幹事長となり、メンバーの意見を上手く吸い取り、周囲が納得するサークル運営を心がけてきた。人の立場に立って考えることで、隠されていたメンバーの不満を発見することも意識してきた。
このリーダーシップを活かして、社会に出た後も活躍していきたいと考えている。
上記の例文は、「すべてが曖昧」な読んでもらえない自己PRです。
例えば「周囲が納得するサークル運営を心がけてきた」という記述。周囲が納得するサークル運営とは何なのか具体的にイメージできません。
また「隠れていたメンバーの不満」とはどのような不満なのか、これも具体性に欠けています。
本当に上記の例文のような経験をしていても、エピソードに具体的な根拠がないため少し疑ってしまいます。
以下のようにエピソードに具体性を持たせると、読んでもらえる自己PRになります。
学生時代には、テニスサークルの幹事長となり、メンバーの意見を上手く吸い取り、周囲が納得するサークル運営を心がけてきました。
幹事長となってすぐの頃、メンバー内で運営方針に関する意見が2つに分かれたことがありました。
方針A
「試合が近いため週に3回以上トレーニングする必要がある」
方針B
「メンバー全員がバランスよくスキルアップする必要があるため、週に2回以下のトレーニングが限界だ」
それぞれの意見をメンバーによく聞いた結果、方針Aの意見をくれた人は全員試合出場メンバーであることが分かりました。
そのため、通常の練習は週2回、試合が近くなったら試合出場メンバーだけは週に3回以上の特別トレーニングを実施するという方針をとりました。
組織全体が納得のいく決定をしたことで、一人ひとりの目的が異なっていても円滑にサークル活動に取り組める環境になりました。
私の強みであるリーダーシップ性を活かして、貴社で活躍していきたいと考えています。
まだ改善点はありますが、信用できない例文と比べると、リーダーシップを発揮したエピソードに具体性がでてきました。
このように、根拠の裏付けとなるエピソードを具体的に書くことで、採用担当者はあなたの強みを鮮明にイメージできます。
キャリアの神様
よしお
3-3.仕事でどのように活かせるか
自分の強みを「仕事でどのように活かせるか」を伝えることで、採用担当者が入社後の活躍を具体的にイメージできます。
志望先の業務内容まで理解しておくといいでしょう。
ー状況ー
・WEBエンジニアとして就職したい
・志望先のベンチャー企業では、マーケティング部門、営業部門など様々な職種の方と共同でプロジェクトに取り組む
・職種の違いから意見が分かれることも多々あると予想される
ー強みー
リーダーシップに自信がある
ー自己PRー
(結論・エピソード部分は省略)
私はこのリーダシップを活かして、貴社のWEBページ制作のプロジェクトに貢献します。
貴社のように様々な職種のメンバーと共同でプロジェクトに取り組む場合は、意見の食い違う場面があると思います。
私は自分の強みであるリーダシップを発揮してメンバーの意見をまとめ、制作進行に遅れが出ないように管理することで組織に貢献していきます。
3-4.採用担当者の心に刺さる表現を入れる
正直に言うと、採用担当者は就活生一人ひとりのエントリーシート全文を読むことはありません。
採用担当者にエントリーシートを読み進めてもらうためには、キャッチーなフレーズを入れるとよりよいエントリーシートになります。
例えば「コミュニケーション能力」を強みとして伝えたい場合は、以下のような書き方をするといいでしょう。
【伝えたいこと】
外国人と上手くコミュニケーションをとることができます
【実際に書いた言葉】
3分あればどんな南米人とも仲良くなれます。
上記は、私が実際に大企業のエントリーシートで書いた強みです。採用担当者からの反応はよかったです。
以上のように伝えたい強みをキャッチーなフレーズに変えると、採用担当者がエントリーシートを読み進める可能性が上がるでしょう。
書き方はわかってもちゃんと書けているか不安
これまで自己PRの書き方を4つのステップに分けて解説してきました。一つひとつはできたとしても、4つをうまくまとめるのが難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。
特に論理的思考や文章能力に不安がある人は、書き上がった自己PRを見ても「これでいいのかな」と不安に感じると思います。
そんなときに使ってみてほしいのが「自己PR作成ツール」です。
自己PRの書き方の解説はもちろんのこと穴埋め形式で自己PRを作成することができるので、エピソードの抽出は得意だけど文章の組み立ては苦手、という人や書きたいことがうまく整理できない人にたいへん役立つ資料です。
無料でダウンロードできるので、自己PRに悩んだら使ってみるといいでしょう。
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4.エントリーシート自己PRの例文

自己PR例文を参考にするときのポイント
以下4点に分けて例文をまとめているので、参考にしてください。
- 志望先
- 結論
- エピソード
- 活かし方
4-1.自己PR例文①
ー志望先ー
金融業界の大企業
ー結論ー
私の強みはリーダーシップがとれることです。
ーエピソードー
私はテニスサークルの幹事長をしていた経験があります。
その時にメンバー内で「週に3回以上トレーニングの必要がある」「メンバーのバランスを保つために週に2回以下のトレーニングが限界だ」という2つの意見に分かれたことがありました。
私は幹事長としてそれぞれの意見をくみ取り、週に3回以上トレーニングしたいのは試合出場メンバーだと分かりました。
よって「試合出場メンバーだけが週に3回以上の特別トレーニングを行う」と決定しました。
以上のように、メンバーの意見を汲み取り、組織全体が納得のいく決定をできるリーダーシップ性が私の強みです。
ー活かし方ー
このような強みを活かして、私は貴社のWEBページ制作のプロジェクトに貢献します。
貴社のように様々な職種のメンバーと共同でプロジェクトに取り組む場合は、意見の食い違う場面があると思います。
私は自分の強みであるリーダシップを発揮してメンバーの意見をまとめあげ、制作進行に遅れが出ないように管理することで組織に貢献していきます。
4-2.自己PR例文②
ー志望先ー
ホテル業界
ー結論ー
私の長所は「問題解決能力」の高さです。
ーエピソードー
大学時代の4年間、ファーストフード店でアルバイトリーダーを務めていました。
私がアルバイトをしていたのは、オフィス街に近くお客様が非常に多い店舗でした。ランチタイムになると特に混雑し、提供の商品を間違える、テイクアウトの商品に入れ忘れがあるなどの課題がありました。
そこで私はバイトメンバーの役割に注目し、課題の解決に取組みました。テイクアウトの商品を忘れる課題については、商品の袋詰めは経歴の浅いバイトメンバーにも対応をさせましたが、最後のチェックから袋とじ、お客様の商品の手渡しに関してはケアレスミスの少ないメンバーを配置しました。
提供の商品を間違える課題については、会計後のお客様の誘導に解決があると考えました。
会計済のお客様をレジの横に順番に並んでいただくようにアナウンスをするのはもちろんですが、単品ですぐに商品を渡せる方は青ラインに誘導、セットなどお時間を頂く方は赤ラインに順に並んでいただくように誘導し、それぞれ商品をお渡しする役割とフロア整備に人を配置しました。
これにより、お客様の流れはスムーズに、提供の商品を間違えることも減りました。
ー活かし方ー
私はこの経験から、現状を見直したうえでできる解決方法を自分なりに考えることが大切だと実感しました。
貴社では、社員のあるべき姿として五常の徳を大切にしていると伺っています。
貴社に入社した際には、問題の本質をしっかり捉えた上でお客様の立場に立ち、自分が今できることを考え抜く姿勢で取り組んでいきたいと思います。
4-3.自己PR例文③
ー志望先ー
スポーツメーカー
ー結論ー
私の長所は「傾聴力」だといえます。
ーエピソードー
大学時代、私は野球部のキャプテンとして、チームを地区大会優勝に導きました。
キャプテンに就任した当初は、キャプテンのあるべき姿が見えず苦しみ悩みました。
そこで部員全員と面談をして「自分たちがやりたい野球」「目指すべきチームの姿」に関する意見に徹底的に耳を傾けました。
最初は意見を言えない部員も多くいましたが、ちょっとした話や何気ない反応から話を引き出ししていきました。
もちろん、途中で監督と対立したり、部員から不満の声が上がったりという場面もありましたが、一人ひとりの意見に耳を傾け、意見の食い違いや不満を解消することで、次第に理解を得られるようになりました。
ー活かし方ー
私はこのキャプテンの経験を通じて、人の話に耳を傾ける大切さを学びました。
この経験は、貴社の商品企画においてのニーズ把握に役立つと考えております。
ユーザーのどんな小さな声にも耳を傾け、多くの人から愛される製品の開発をすることで貢献できればと思っております。
4-4.自己PR例文④協調性
ー志望先ー
保険会社
ー結論ー
私の長所は「協調性」があることです。
ーエピソードー
私は大学時代、ダンスサークルに所属していました。
私が所属していたサークルは大学生のダンスコンテストで毎年優勝するような強豪でした。
しかし、先輩方が引退され、私達の年代が最高学年になるとサークルのまとまりがなくなっていきました。さらに、毎年優勝しているダンスコンテストの曲決めの際、2つの意見に割れ、サークル内部で分裂が起きてしまいました。
私は、役職についていたわけではありませんが「先輩方が築いてきたサークルの歴史を自分たちが終わらせるなんて嫌だ」という思いから、話し合いの場を設けることにしました。
はじめは全く話し合える空気ではありませんでしたが、私が双方に少しずつ質問していくと徐々に話し合いが始まり、最終的に割れていた意見も1つにまとまりました。
ダンスコンテストの準備期間は通常の半分ほどと短い期間でしたが、最後まで諦めることなく練習し、結果敵に優勝することができました。
ー活かし方ー
このような経験から、様々な意見に耳を傾け、互いに歩み寄ることの重要性を学びました。
貴社の営業部はチームごとに編成されていると聞いております。
そのため貴社に入社した際には協調性を活かし、団結力を高めてチームで営業成績向上に貢献したいと考えおります。
4-5.自己PR例文⑤チャレンジ精神
ー志望先ー
コンサルティング会社
ー結論ー
私の強みは「チャレンジ精神」があることです。
ーエピソードー
私は大学1年生から2年生までの2年間、ベンチャー企業の長期インターンシップに参加していました。このインターンシップは過酷ということで知られていましたが、大学時代に社会人としてのスキルや考え方を身につけたいという思いから参加を決めました。
インターンシップが始まると聞いていた以上に過酷な内容で、インターンの学生だけで新規開拓を行わなければなりませんでした。また、ノルマも非常に高く、周りの学生は参加したことを後悔し、やる気を喪失してしまっていました。
しかし、私は挑戦する前に諦めたくなかったので、他の学生を鼓舞し、新規開拓をはじめました。はじめは全く相手にされず、落ち込むばかりの毎日でしたが「次の企業は話を聞いてくれるかもしれない」と思い、諦めずに開拓を続けました。
すると、どうすれば話を聞いてもらいやすいか等の話し方に関するテクニックがわかるようになり、多くの企業と契約を結ぶことができるようになっていきました。そして最終的にはノルマも達成することができ、他の仕事も任せてもらうことができるようになりました。
ー活かし方ー
この経験から、諦めずに挑戦し続ける「チャレンジ精神」の重要性を学びました。
私は、貴社の自ら新規開拓を行い、コンサルティングを行うという営業スタイルに魅かれています。
入社した際は、チャレンジ精神を存分に発揮し、新規開拓を行い担当企業を増やしていきたいと思います。また、どんなクライアント様にも積極的に提案し、課題解決に貢献したいと考えています。
4-6.自己PR例文⑥継続力
ー志望先ー
化粧品メーカー
ー結論ー
私の長所は「継続力」があることです。
ーエピソードー
私は、3歳の時に両親の影響でバドミントンをはじめました。
バドミントンは練習すればするほど上手くなるので、毎日のように練習し小学生・中学生の頃には県大会で優勝するほどでした。
しかし、高校はスポーツ推薦で入学したこともあり、周りには自分よりも上手い人がたくさんいて、学校内のトーナメント戦で1勝もできない日々が続きました。その影響で、これまで楽しかったバドミントンがまったく楽しくなくなってしまい、一時は退部することまで考えました。
しかし、負けた悔しさともう一度バトミントンを楽しみたいという思いから、毎日自分にノルマを課して自主練習を行うようになりました。
すると、これまで勝てなかった相手や、雲の上の存在だと思っていた先輩にも勝てるようになっていきました。しかし、それで満足することなく自主練習を継続しました。最終的には高校の県大会でも優勝することができ、念願だった全国大会にも出場することができました。
ー活かし方ー
私はこの経験から、何事も継続が重要だということを学びました。
貴社の化粧品は長期間研究を重ねたものが多く、販売後にも複数回改良を重ねている等、品質へのこだわりに強く魅力を感じています。
貴社に入社することができた際は、現状に満足することなく研究を行い、お客様に最高の化粧品をお届けできるよう励みたいと考えています。
4-7.自己PR例文⑦行動力
ー志望先ー
総合商社
ー結論ー
私の強みは「行動力」です。
ーエピソードー
私は大学時代ボランティアサークルに所属していました。
当時の私はあまり目立つタイプではなく、人前で発言することですら緊張してしまうような学生でした。
1年生の夏、祖父母が住んでいる地域で集中豪雨による河川の氾濫がおき、大きな被害が出ました。サークル内でも話が挙がったものの、大学からはかなり離れている地域だったため、ボランティアには行けないという方向で話が進んでいました。
しかし、私はどうしてもボランティアに行きたい気持ちを押さえることができず、サークルの定期集会の際にボランティアに行くことを提案をしました。すると「交通手段や宿泊施設を、サークル内の予算で準備できるなら行こう」という結論となり、交通手段や宿泊施設の用意、ボランティア先の自治体ともコンタクトなど、全ての準備を数日で行いました。
その結果、無事ボランティアに行くことができ、被災地の方々にとても喜んでもらうことができました。その後は、これまで受け身だった自分を反省し、企画提案や自治体との連携等に携わりました。
ー活かし方ー
この経験から、自分から主体的に行動することの重要性を学ぶことができました。
貴社が発展途上国に対して積極的に日本の技術を発信しており、それが貴社の最大の強みだと私は考えております。
貴社に入社した際は、身につけた行動力を活かして日本の様々な技術を広め、発展途上国の経済成長に貢献したいと考えています。
4-8.自己PR例文⑧忍耐力
ー志望先ー
不動産業界
ー結論ー
私の強みは「忍耐力」があるところです。
ーエピソードー
私は、大学1年生から個別指導塾の講師をしています。
私が働いていた塾は教科担任制のため、1人の生徒が卒塾するまで教える必要がありました。生徒は素直で優しい性格の子どもが多く、やりがいのある順調な講師生活を送っていました。
しかし、大学2年生になった頃、今までには関わったことのないようなタイプの生徒を担当することとなりました。その生徒は学校に行けていないため、学校の勉強内容を補うために塾に通っていました。
担当になった当初は指示は素直に聞いてくれるものの、話しかけても全く返事はなく、とてもつまらなそうな表情で塾に通っていました。私はどうすれば良いかわかりませんでしたが、とにかく笑顔で挨拶をして、自分が気に入っている漫画や映画の話などをして楽しい雰囲気を作るように心がけていました。
すると、ある日「僕もその漫画好き」という風に返事をしてくれたのです。その日から少しずつですが、様々な話ができるようになり、最終的には「大学で歴史の勉強がしたい」というような進路の話もできるようになりました。
ー活かし方ー
私はこの経験から、時間をかけ相手を理解して信頼関係を構築することの重要性を学びました。
貴社の企業理念には「お客様の一生モノの買い物を『人生で一番の買い物』にする」という言葉があるかと思います。
私はこの理念に共感しており、私の忍耐力を活かした信頼関係作りで、貴社に貢献したいと考えています。また、お客様に安心して『人生で一番の買い物』をしていただけるよう、日々努力を続けたいと思います。
4-9.自己PR例文⑨計画性
ー志望先ー
人材紹介会社
ー結論ー
私の強みは「計画性」があることです。
ーエピソードー
私は大学2年生の頃、マーケティング会社で長期インターンをしていました。
インターンでは、様々な企業のSNSアカウントの運用を担当する社員の方のアシスタントをさせていただいていました。
インターンが半年を過ぎた頃に、ある企業のTwitterアカウントの運用を1人でさせていただく機会をいただきました。はじめは緊張から、何から始めればいいかわからなくなってしまい、考え付くことを手あたり次第にやっていました。そんなとき、補佐をさせていただいていた社員の方に「しっかりとゴールを決めないと何をすべきかなんて決められるわけがない」というアドバイスをいただきました。
そこからは、企業の担当者様と打ち合わせ時間をいただき、アカウント運用のゴールポイントを決めました。その後、ゴールにたどり着くまでの道筋を逆算して計画を立てていきました。
計画通りにいかないことは何度もありましたが、ゴールを見据えた戦略により、私が運用したアカウントのフォロワーは1万人を超え、当初想定した以上の成果を上げることができました。
ー活かし方ー
私はこの経験から、ゴールポイントをしっかりと定めた上で逆算して、物事を進めていくことの重要性を学びました。
貴社の法人営業担当では、クライアント企業の採用計画を考えた上で、採用成功まで寄り添い続けることが重要だと考えています。
入社した際は、私の強みである計画性を活かして、企業ごとにニーズをくみ取った明確なゴールを設定し、採用成功まで伴走したいと考えております。
4-10.自己PR例文⑩柔軟性
ー志望先ー
航空会社
ー結論ー
私の強みは「柔軟性」です。
ーエピソードー
私は大学時代、飲食店でアルバイトをしていました。
アルバイト先は、幅広い年齢層の方や海外からのお客様も多く、とてもにぎやかなお店でした。
また、人気店でもあったため満席になることが多く、その場の仕事を上手く回しながらも、お客様に快適な時間を過ごしていただくために配慮する必要がありました。
例えば、海外のお客様が来店された際には、英語を話せる私がオーダーからお会計まで終始対応し、他のメンバーには別のお客様を対応するよう指示を出していました。他にも、小さなお子様連れのお客様やご老人の方が来店された際には、机のセッティングや椅子を変更するなど、お客様に不自由がないよう気を配っていました。
このような接客は他のアルバイトの学生にも伝わり、非常に気遣いができる飲食店として、飲食店評価サイトで高評価をいただくようになりました。
ー活かし方ー
私はこの経験から、周囲の状況をしっかりと把握した上で、臨機応変に対応することの重要性を学びました。
貴社のサービスは顧客満足度が非常に高く、お客様1人ひとりに寄り添った対応が魅力だと感じています。
貴社に入社した際は、キャビンアテンダントとして、柔軟性を活かしてお客様に快適な時間と空間をを提供したいと考えております。
5.エントリーシートのNG自己PR

企業の求める人材であることを具体的なエピソードを交えながら書くといい
具体的なエピソードがない
自己PRは、企業に自分の良い部分を知ってもらうために書くものです。
せっかく良いところがあっても、自己PR欄に記述されている内容が抽象的だと、採用担当者の印象に残らず、エントリーシートの段階でNGとされてしまうケースがあります。
やはり、自己PRを作成する上では具体的なエピソードを添えることは不可欠です。
例として、次の2文が挙げられます。
・私の長所はリーダーシップです。大学時代、テニスサークルの代表幹事として100名の部員を引っ張ってきました。
・私の長所はリーダーシップです。大学時代、テニスサークルの代表幹事として100名の部員を引っ張ってきました。
このサークルに入会した当初、メンバーは10人未満でした。しかし、私が考案したイベントを何度も開催したり、他大学との交流を積極的にはかったりすることで、今では学内で1・2を争う人気サークルになるまで導きました。その成果を周りの仲間が評価してくれて、代表幹事になることができました。
2文とも書き出しは同じですが、前者の情報だけではリーダーシップがあるのかどうか判断できません。
しかし、後者のように具体的なエピソードを加えることでリーダーシップが垣間見えます。
PR部分の具体的なエピソードは、深く掘り下げるようにしてください。
企業研究不足で活かし方がマッチしていない
せっかく素晴らしいPRポイントを持っていたとしても、企業が求める人物像や能力とマッチしていない場合はNGとなります。
学生が「志望する企業に入りたい」という強い思いを持っているのと同様に、企業の採用担当者も自社について十分理解して好きになってくれた学生の入社を望んでいます。
もし、採用担当者がエントリーシート上で明らかに企業研究不足だと思う記述を見つけた場合は、その時点でNGとなってしまいます。
ここでいう企業研究不足と感じられる記述は、「自己PR内容が他企業でも使い回しが効くような内容」「企業研究内容がホームページや求人情報を見ればわかるようなものしか記述されていない」などが挙げられます。
「自己PR欄は他企業と同じものを使わない」「ホームページや求人情報だけでなく、会社四季報、決算情報なども調べた上で記述する」など、少しの工夫で良い印象を与えられるので、提出前に企業の目線で再度確認するようにしましょう。
余白が多い
エントリーシートにおいて余白が多い自己PRはNGだといえます。
採用担当者は日頃から数多くのエントリーシートに目を通しています。文章の量が少なく余白が多いエントリーシートには熱意を感じてもらえず、十分に読まれないかもしれません。
このような理由からも自己PR欄は余白がないように埋めることが大切ですが、単に情報を羅列するだけではPRする意図がぼやけてしまう恐れがあります。
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これまで自己PRの例文を紹介してきましたが、上記の例文を鵜呑みにして同じ内容をそのまま書くのはNGです。
志望先の企業や業界によって求めている強みは異なるため、エントリーシートの内容も変える必要があります。
最終的に、あなたが志望する企業がどういった自己PRを好むのかは、自分自身で判断するしかありません。
もし、自分で判断するのが難しいようでしたら、色んな業界の知見がある「就活支援のプロ」にエントリーシート添削を頼むのも、ひとつの手でしょう。
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7.エントリーシート の自己PRはわかりやすく整理して具体的に書くことでアピール力が上がる
エントリーシートの自己PRに悩んでいる人は、いったん手を止めて「志望先が求める能力や長所は何なのか」「企業で活躍するためには何が必要か」を考えてみてください。これらが明確にならないと、企業に刺さる自己PRは書けません。すでに明確に整理してあるという人は、以下の構成で作成してください。
- 自分の強み(結論)から書く
- 強みを裏付けるエピソード
- 仕事での活かし方
- 採用担当者の心に刺さる表現を入れる
この流れで書くことで、必然的に余白が少ない自己PRになっていきます。「相手にわかりやすく伝える力」は、エントリーシートだけでなく就活全体で重要です。わかりやすく整理された文章を組み立ててアピール力をアップさせましょう。
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