・面接に通過するのってこんなに難しいの?
こんな風に、面接がうまくいかないことに悩んでいる就活生は多いのではないでしょうか?
面接をうまくいかせるためには、自分の弱点を把握したうえで改善する必要があります。
しかし「どうすればいいかわからない」「そもそもどこが悪いのかわからない」という人もいますよね。
そこで、この記事では面接がうまくいかない就活生に向けて、うまくいっていない原因や対策を解説します。
面接がうまくいかないループを止めたい! という就活生はぜひ参考にしてください。
Contents
面接がうまくいかない時に見直したいこと
- 大手ばかり受けていないか
- 面接前に履歴書やESの内容を確認したか
- 質問対策はしたか
大手ばかり受けていないか
面接がうまくいっていない就活生にありがちなのが、大手一筋のケースです。
知名度・規模感・安定感を重視する就活生の中には、大手企業への就職=就活の成功と考える人も多くいます。
しかし、大手企業は競争率が高く、面接を受けてもうまくいかないことがほとんどです。
面接官は「大手企業に入りたい」という漠然した気持ちしかない人は採用しません。
就活生の「やりたいこと」「なりたい姿」が、自社のビジョンに合っているかどうかを重要視します。
「大手企業ならどこでもいい」という浅い考えの人が面接に通ることはほぼないので、具体的なビジョンを持つことが大切になります。
また、ビジョンが叶う環境は大手企業に限らず、ベンチャー企業や中小企業にもあるはずなので、視野を広げることが必要です。
面接前に履歴書やESの内容を確認したか
面接がうまくいかない就活生の中には、面接前の履歴書やESの確認を怠っている人が多いです。
企業側に提出する履歴書やESは、書類選考だけに使われるわけではありません。
面接において、面接官が書類の内容をもとに質問することもあるのです。
面接官は、履歴書やESの内容を深掘りして、就活生の人間性や価値観を知ろうとしています。
そのため、履歴書やESに書いた内容を覚えていないと、質問にうまく答えられないだけでなく、書類と一貫性のある回答ができずに矛盾が生じる可能性もあるのです。
面接をうまくいかせるためには、アピール内容に矛盾が生じないよう、履歴書やESなどの応募書類を事前に確認してから面接に臨みましょう。

質問対策はしたか
面接で聞かれる質問を想定し、事前に質問対策をしている人とそうでない人とでは、面接結果に大きな差が生まれます。
面接がうまくいっていない就活生の中には、質問対策をしないまま面接に臨んでいる人が多くいます。
質問対策をせずに面接に臨んでしまうと、面接官の質問にスムーズに答えるのが難しいです。
想像をしていなかった質問に焦ってしまい、何も答えれなかったという就活生も珍しくありません。
質問対策をしておくだけでも心に余裕ができ、面接官とスムーズにコミュニケーションがとれるようになりますよ。
【よくある質問一覧】
- 志望動機を教えてください
- 学生時代頑張ってきたことは何ですか?
- 入社後、どのような仕事をしたいですか?
- 長所と短所を教えてください
- 今まで最も苦労したことは何ですか?
- 当社の弱みについてどのように認識していますか?
- 将来、当社でどのように成長したいですか?
- 5年後・10年後に何をしていると思いますか?

面接がうまくいかない原因と対策【段階別】

選考段階ごとに改善をしていこう
一次面接:身だしなみやマナーが不十分
面接において第一印象はとても重要です。
特に、初めて面接官と対面する一次面接では、身だしなみやマナーに十分気を配る必要があります。
「スーツが汚れている」「第一ボタンが開いている」「髪型が乱れている」といった身だしなみの乱れ、「敬語が使えない」「姿勢が悪い」などのマナーが不十分だった場合、次の選考に進める確率がガクッと下がります。
ビジネスシーンでは身だしなみやマナーを守るのは当然のこととされ、これらが不十分な人を採用したいと思う企業はありません。
身だしなみやマナーを守らずに面接官にマイナスの印象を与えた場合、受け答えがうまくいったとしても巻き返すのは難しいと考えた方がいいでしょう。
対策:清潔感とマナーのある言動を意識する
第一印象でマイナスの印象を与えないためにも、清潔感とマナーのある言動を意識しましょう。
清潔感を出すためには、スーツを正しく着こなし、しわや汚れのない状態に保つ必要があります。
意外と靴も見られているので、よく磨いておきましょう。
また、マナーのある言動を意識するためには、敬語を正しく話すことが大切です。
特に、尊敬語・丁寧語・謙譲語は、いざ話してみると使い分けるのが難しいので、事前に対策しておく必要があります。

二次面接:志望動機や強みに説得力がない
二次面接では「入社後、何をしたいのか」「なぜ自社なのか」「強みをどう活かせるのか」という点が問われます。
そのため、志望動機や強みに説得力がないと面接官に判断された場合、通過することは難しいでしょう。
例えば、志望動機の内容が他の企業にも当てはまる内容になっていたり、自分の強みを説明する際に具体的なエピソードが出てこなかったりすると、説得力を持たせられません。
面接で回答する時は必ず「理由と具体例」を述べましょう。
対策:自己分析を徹底して自分の言葉で話す
志望動機や強みに説得力を持たせるには、自己分析を徹底して自分の言葉で話すことが重要になります。
自己分析をすることで、過去の経験から「自分の価値観」「大切にしたいこと」「強み」が把握できます。
把握できたら「なぜそう言えるのか」を考えて、自分の思いを整理していきましょう。
そうすることで自分の中に軸ができ、志望動機や強みを聞かれた際に自分の言葉で答えることができます。
「自分はこういう人間」というのを把握しておけば、面接でも一貫した答えを示せるようになるでしょう。

最終面接:企業の価値観や社風とマッチしない
最終面接で重視されるのは、企業の価値観や社風とマッチできるかどうかという点です。
「一次面接・二次面接は通過するのに最終面接に受からない」という就活生は、面接官からこれらのマッチ度が低いと判断されている可能性があります。
仕事は組織でおこなうものなので、企業の価値観や社風に合っていないとどんなに優秀な学生でも不採用になることがあります。
企業側は「自社の価値観や社風に合っていない人が入社しても、早期離職に繋がる可能性が高い」と考えるので、就活生自身の価値観と企業の価値観が重なることが大切なのです。
対策:企業分析を見直して意欲をアピールする
最終面接を突破するには、企業の価値観や社風を把握した上で、自分が活躍するイメージを具体的に伝えることが重要になります。
そのために、「事業内容」「経営理念」「将来性」「求める人物像」などを把握して、自分と重なる点や強みの活かし方を考えることが大切です。
企業を探すフェーズの時にこの作業をしておけば、自分の価値観と合う企業を受けることができ、内定に繋がる可能性が高まるはず。
最終面接では入社意欲の高さを伝えることも重要なので、自分が企業に適した人材であることと、貢献したいという点も伝えましょう。
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面接をうまくいかせるための4つのポイント
- 矛盾がなく一貫性のある内容を心がける
- 自分の強みやアピールポイントを理解する
- 選考に落ちた原因を分析・改善する
- 相談して客観的な意見をもらう
①矛盾がなく一貫性のある内容を心がける
先ほども少し触れましたが、面接では、回答に一貫性を持たせて自分の人柄を正しく伝えることが大切です。
面接での回答に矛盾をなくすだけでなく、履歴書やESの内容と回答内容に齟齬がないかどうかも重要になります。
さらに、志望動機やその企業でやりたい仕事が「自分の強み」や「就活の軸」に沿っているかという一貫性もとても重要です。
内容が矛盾していて一貫性がない場合、自分の特徴や人間性を伝えることは難しいです。
面接官にも「一貫性がなく、嘘をついている部分があるかもしれない」「信頼しにくい」と思われる可能性があります。
「自分の強み」や「就活の軸」を明確にした上で、一貫性のある内容を意識しましょう。
②自分の強みやアピールポイントを理解する
面接がうまくいかない就活生の中には、強みやアピールポイントをよく理解せずに面接に臨んでいる人がいます。
面接官が面接で知りたいと思っているのは、候補者が過去に取り組んだ経験において「どのような強みを持って」「どのようなプロセスで」「どんな工夫をしたか」という点です。
さらに、そのような取り組みを企業でも実現できるかという「再現性」を求めています。
そのため、「~~を頑張りました」「~~の結果を出しました」と結果だけを伝えるのではなく、その経験からPRできる自分の強みやアピールポイントを踏まえて伝えることが大切です。
自分の強みやアピールポイントを正しく理解した上で面接に臨みましょう。
③選考に落ちた原因を分析・改善する
いくら面接対策を万全にして本番に臨んだとしても、企業との相性の問題で落ちてしまうことはあります。
むしろ、すべての面接に受かる人はほぼ0と言えます。
選考に落ちるとショックを引きずりがちですが、失敗を糧に改善していくことが大切です。
面接に落ちた時はその原因を分析して、次回以降の面接で同じことを繰り返さないように改善していきましょう。
その日のうちに面接を振り返り、聞かれた質問や回答したこと、面接官の対応などをメモに書き込むと、状況を可視化できて内容を整理しやすいです。
少しずつ改善を繰り返すことで面接での受け答えの質が向上し、合格率も上がってきます。
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④相談して客観的な意見をもらう
一人で就活を進めていて、うまくいかなくなった時は「自分のやり方は正しいのか?」と疑心暗鬼に陥ってしまいがちです。
そんなときは、誰かに相談をして客観的な意見をもらいましょう。おすすめは、就活エージェントです。
就活エージェントでは企業の紹介を受けることができ、プロの就活アドバイザーと二人三脚で内定を目指します。
就活のプロに、自分の考えやこれまでの就活を聞いてもらうことで「この企業の方が向いているのでは?」「〇〇が強みだから〇〇も得意そうだね」といった方向性のフィードバックをもらうことも可能です。
面接がうまくいかないと悩む人は、就活エージェントに相談するなど、今までとは違うアクションをとってみるもの大事ですよ。
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今すぐやめよう!面接でのNG行動

心地いいコミュニケーションを意識しよう
面接官の話を聞かずに一方的に話す
面接で面接官の話を聞かずに一方的に話すのはNGです。
面接官からの質問に対して聞かれてないことまで答えたり、長々と話したりすると、コミュニケーションが円滑にとれないというイメージを持たれます。
面接では、面接官との会話を意識して簡潔に答えることが大切です。
「必ず伝えるべきこと」と「伝える必要がないこと」を整理した上で面接に臨むと、簡潔でわかりやすい回答にまとめることができます。
回答を丸暗記する
事前に考えた回答を丸暗記しようとする人がいますが、やめましょう。
自分の言葉で話をしているのか、回答を丸暗記して話をしているのか、面接のプロである人事にはすぐに見抜かれてしまいます。
丸暗記すると、面接官に「それはどうして?」と深掘りされた時に言葉が詰まってしまいますし、何より不自然ですよね。
質問対策をする時におすすめなのは、回答を文章で作成するのではなく「PREP法」に沿ってポイントを整理することです。
【例:学生時代頑張ったこと】
- P(結論):大学時代の部活で全国大会を目指した
- R(理由):チーム一丸となって高い目標を目指したいと考えた
- E(具体例):課題である連携強化のための自分の取り組み
- P(結論):取り組みの結果
落ち着きのない態度や仕草
面接は「自分の将来が左右される」「普段慣れていない場」ということもあり、緊張してしまうのは当然といえます。
ただ、緊張するからといって面接会場で落ち着きのない態度や仕草をしてしまうのは、面接官の印象を悪くしてしまうのでやめましょう。
面接の場で面接官の印象を悪くする態度や仕草は次の通りです。
- 貧乏ゆすり
- 髪を頻繁にさわる
- 猫背になる
- 足を組む/腕を組む
- 目線を合わせない
- 爪を噛む
落ち着きのない態度や仕草は自分の癖が出てしまいます。
緊張すると無意識に出てしまうこともあるので注意が必要です。
面接がうまくいかない時は原因を把握して改善に努めよう!
就活を進めていると、面接がうまくいかない時は多くあります。
むしろあって当然なくらいです。ただ、面接がうまくいかない時は必ず原因があります。
面接がうまくいかない時こそ、原因を分析して次回以降の面接で同じことを繰り返さないように改善しましょう。
少しずつ改善を繰り返していくことで、面接の合格率もあがっていくと思うので、諦めずに続けることが大切です。
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