就活に疲れたのであれば同じように続けるのではなく、変化が必要
就活に疲れた、辞めたいけれど内定がまだ出ていない
どうやってこの先、就活を続けていけばいいのか分からない
就職活動をやってみたものの、なかなか思うようにいかない部分があったり、就職活動に対して何かしらの違和感を感じているのではないでしょうか。
結論から言うと「就活に疲れた」のであれば、無理して続けるのではなく、一度立ち止まって考えた上で状況を変化させていくことが必要です。
その時は、さすがに就活に疲れ、この先どうすればいいのかと不安な日々を過ごしました。
編集部 橋本
就活に疲れたときは、同じことを同じようにやっても無意味です。
今回の記事を読んで、その状況に応じた対処法を知ってもらえればと思います。
Contents
1.ESや面接が続いて疲れた

講義と並行しての就活は想像以上に忙しくなる
ましてや、受けても選考に落選しお祈りメールを送られることが数回続くと誰もが少なからずメンタルを消耗してしまうものだと思います。
就活に疲れているとき、効果的だった対処を紹介します。
1-1.選考を受ける企業を減らす
就活に疲れる一つの原因として、選考を受ける企業が多く、ESの締め切りや面接の対応に追われることによる「肉体的な疲労」と、スケジュール管理に追われることによる「精神的な疲労」、2つの疲労が挙げられます。
時間を割いて作成したにも関わらずESが通らなかったり、面接で自己否定されたりすると、より一層精神的に疲れが増していくことでしょう。それが本命企業であれば尚更です。
この疲れに関しては、選考を受ける企業の数自体を減らしてしまうことが一番の対処法です。
多くの企業を受けてしまうことで本来集中すべき企業に集中ができないのであれば、選択と集中をすることが重要です。
むやみやたらに受ける企業を広げるよりも、自身の軸に合った企業を数社受ける方が良い結果に繋がるときもあります。
エージェントを利用し書類の添削やスケジュール調整をしてもらう
「受ける企業数を単に減らすのはちょっと不安・・・」という人は、合わせて就活エージェントの利用がおすすめです。
就活エージェントに書類の添削や面接対策をお願いすることで、単に企業を減らすのではなく、1社に対してプロのアドバイスのもと十分な対策をしていけるのです。
また、選考対策だけでなく、面倒な選考スケジュールの調整をエージェントに任せることで、自分の負荷を少なくできます。
就活エージェントからの企業紹介を受けることで、特別な選考ルートにより選考回数を減らせる場合もありますので、就活に疲れてこれ以上やりたくない、だけど内定はほしい!と考える人におすすめです。
キャリアの神様
エージェントによる企業紹介またはオファー型の登録
就活エージェントに登録することでエージェントが自分に合った企業を紹介してくれるだけでなく、ES添削、SPI対策、面接対策など様々なサポートを受けることが可能になります。
ただし、就活エージェントは多く存在し、特徴も様々なので、自分に合ったエージェントを探しましょう。
オファー型はエージェントによる企業紹介と違い、企業が学生のプロフィールを見て直接スカウトをするので、「オファーが来た時点で自分に興味を持ってくれている」ところからスタートできます。
プロフィールや自己PRを登録しておけば自動で就活が進むと、オファー型サービスは人気となってきています。
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1-2.気分転換に時間を趣味や体を動かすことにつかう
就活をすること自体に疲れてしまった場合は、思い切って就活から距離を置くこともときには必要です。
疲れてしまって、やる気・モチベーションが湧かない状況で、就活を取り組んでも全てが中途半端な状態になります。
そうしたときは、気分転換として趣味や体を動かすことに時間をつかいましょう。
自分の没頭できる趣味がある人はそれをやっているだけで、就活を忘れることが出来ますし、趣味に時間を費やしている最中に、自分が今後やっていくべきことについて整理できる場合もあります。
また、何も考えずにひたすら体を動かすこともリフレッシュ方法としてはよいでしょう。体を動かすことでストレスを発散でき、自然とリフレッシュに繋がりますので、就活に疲れて距離を置きたいときはおすすめです。
2.周りに内定が出て焦りから疲れた

就活で多くの人が他人と自分を比較してしまう
学校の友達やサークル仲間など、身近な友達に次々と内定が出た場合、焦る気持ちから疲れを感じる人もいるでしょう。
「あの子よりも私のほうが頑張っているのに」「あの人よりも先に就活をはじめたのに」とついつい周りと比較してしまいがちです。
そんなときの対処について紹介します。
2-1.バイト先や趣味仲間など関係ない人と会う
就活のような競争社会の中に常にいるのではなく、時には就活とは離れた場所で、関係のない人たちと話をするなどといった、メリハリを付けることが何よりも大切です。
大学の友達とは就活の話になりやすいので、バイト先や趣味仲間など、就活とは関係ない人と合って会話をするようにしましょう。
就活を考えたくないがために、周囲の人と関係を絶ち、人と話さなくなるのは危険です。
東京都健康長寿医療センター研究所老年病態研究チーム、佐々木研究員によると、人と話さなくなると、無意識にストレスがたまってしまうため、コミュニケーションは取るようにしましょう。
オンオフをしっかりと分けることが出来れば、仮に、就活で疲れた場合でも気分転換は容易になるので、就活に疲れた人はバイト先の仲間や趣味仲間と会って会話をするようにしましょう。
新たな就活仲間を作り相談できるようにするのも◎
就活に疲れを感じている人は、あなた以外にもたくさんいます。そうした同じような境遇の就活生たちと「就活仲間」として相談できるようにするのもよい方法でしょう。
特に目指すべき方向性や志望業界などが近い人は自分自身の価値観に合う可能性も高く、お互いに相談し合うことで高め合うことができます。
新たな就活仲間を見つけるには、説明会の場や選考の場にいる就活生に話しかけるか、SNSを通じて知り合うことも一つの手段と言えます。
2-2.適切な情報を得てペースを崩さず就活を進める
周りの友人の進捗状況と比較して仮にあなたが遅れ気味だとしても焦ってしまってはいけません。勘違いしないように伝えておきますが、何もしなくて良いという意味では決してありません。
良い結果を得るためには、正しい情報を正しく吸収し利用する必要があります。
しかし、周りと比較し焦ることで、それほど重要ではないことにまで敏感に反応してしまう就活生が多く見受けられます。
粗悪な人材会社が運営するサービスを利用してイマイチ合わない企業に入社してしまったり、選考時今まで以上に緊張してしまうなど悪循環に陥ってしまう人も少なくはありません。
内定が取れれば何でも良いと、自暴自棄にならずに、エージェントを利用した場合も、紹介された企業は自分でしっかりと調べ、納得のいく就活をしていきましょう。
2-3.「有名企業の内定」=幸せではない
就職活動の場においてはなぜか有名企業内定者が優遇される風潮と言いますか、そういう空気があります。
しかし、有名企業に内定しても合わずにやめてる人もいるように、必ずしも有名企業の内定が幸せや勝ち組というわけではありません。
仮に有名企業に内定したとしてもそこでは面白くない仕事ばかり。出世もしにくい。残業時間が長い。このような環境下では、高いモチベーションを持って働き続けるのは難しいのではないでしょうか。
有名であろうがなかろうが、自分が自分らしく生きられるような場所に身を置くことの方が重要であって、内定した企業くらいでその人間のランクが決まるわけではありません。
「ネームバリューが大切」と考える人がいるかもしれませんが、どこの企業であろうとあなたが「目標を持ち、社会で働くうえでのスキルを身に付け」ていければ、将来的に大手の企業に行くこともできますし、独立することも可能なのです。
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3.とにかく「就活」に疲れた
とにかく疲れて、もう就活をしたくない人もいるでしょう。
そんな人に知ってほしいのが、就職して企業勤めをすることだけがすべてではないことです。
3-1.企業への就職以外の選択肢も検討する
就活に疲れた人は、フリーターやフリーランスとして生きていく方法もあります。企業に就職して働くことが全てではありません。
フリーランスというと、特別なスキルをみにつけていないといけない、と思われがちですが、最近では「Instagramインストラクター」や「コーディネートを一緒に買い物に行ってアドバイス」「ゲームの実況中継」など自分の趣味がお金に繋がるケースもあります。
簡単に生活費が稼げるようになるのは難しいですが、少しずつ顧客を増やしていくのもお金を稼ぐ方法です。
クラウドワークスで単発の仕事を受けながら、自分でもフリーランスで始めてみる、など新しい働き方もあることを知っておくといいでしょう。
3-2.とりあえず就職して既卒・第二新卒枠をねらう
「本命じゃない会社の内定はあるけど、就活に疲れた」と思っている人や、「本命に落ちて、就活辞めたい」と思っている人は、本命でなくてもとりあえず就職して既卒・第二新卒枠で本命を狙うという方法もあります。
リクルートによると、2020年の新卒有効求人倍率は全体で1.83倍もあり、1人の就活生に対して1.83社の求人がある状況です。
また、従業員数1000人未満の中小企業に限って言えば、新卒有効求人倍率は3.34倍とかなりの売り手市場になっています。
そのため、現状は選ばなければ就職先は見つかると言えることから、就活に疲れた人は選ばずに就職してしまい、割り切って転職をするということも選択肢の一つです。
以前に比べ転職市場も活発で、既卒・第二新卒枠を積極的に受け入れている大手企業も増えてきています。
4.就活に疲れた→何もしていない状態は危険

現実逃避ではなく、生き延びるための逃げ道を作ることが大切
就職活動に向いていない方、やりたくない方、そもそも就職したくない方、就職活動に疲れたという方の中には様々な理由があるのだろうと思います。
ですから就職活動に合わない、したくないということ自体は仕方がないことです。ですが、それは他のことを何もしなくても良いというわけではありません。
もうすでに一生生きて行く分の貯蓄があり何もしないことが幸せという方は何もしなくても良いかもしれませんが、そんな人は少数でしょう。
就活がいやで他の選択肢を取り生きることは非常に良いことですが、何もしないで現実逃避を続ける状態は良いとは言えません。少し現実的な話をしますが、時間というのは有限です。一度失った時間は決して取り戻すことができません。
だからこそ、自分がやりたいことは何なのか、何だったら苦なくできるか。そして、その行動はあなたが真に望んで行なっているのかという視点は後々後悔しないようにわからないなりにも考えておく必要があります。
やりたくないことを無理にする必要はありません。ですが、できることを見つけて、できることに関してはしっかりやっていく。この姿勢は非常に重要であると思います。
ゆる〜く就活をするもよし、イベントでいろんな人とお知り合いになるもよし、自分で開業してみるのもよし、旅に出るのもよし、なんでもいいです。疲れない範囲でやってみましょう。
肩の力を抜いてゆるく等身大で就活をしていれば、素のあなたを好いてくれる企業が必ず現れます。ただし、かなり多くの企業と関わる必要は出てくるので、できる限り楽に就活ができる方法を駆使するのが好ましいでしょう。
5.まとめ|就活に疲れた人は原因に応じた対策を何かしらとろう
「就活に疲れた」と、そこで立ち止まったからといっても決して人生が終わるわけではありません。むしろ、時には立ち止まって考えてみることも必要な場合があります。
就活に疲れた人は、その状況に陥っている原因はどこにあるのかを探り、その原因に応じた対策をとることが重要になりますので、決して疲れたから「何もしない」という状態は避けましょう。
以前に比べると、多様な働き方が認められていることや、SNSによって就活の方法が変化しているなど、「就活」といっても変わってきました。
周りに流されるのではなく、自分自身が考えて決断した選択であれば最後は納得できるものになるので、どういった選択肢であっても自信を持って決断しましょう。
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就活を始めると絶対行うのが自己分析。あなたの自己分析は主観のみに頼ったものになっていませんか。
他人から見たら強力なアピールポイントなのに自分では気づけず、せっかくの魅力を活かせきれていない人も少なくありません。内定まで最短距離で進むためにも、ツールを使って客観的に自己分析してみましょう。
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