OB訪問はスーツでいかなくてはいけないの?
その場にあったカジュアルな服装でもいいの?
当日OB・OGに会って、不快感を与えたくないし、恥ずかしい思いをしたくはないですよね。
この記事では、OB訪問で着るべき服装の悩みを解決していきます。
筆者自身も就活をしていたので、OB訪問の服装には相当悩みました。
悩んだ挙句、社会人や現場の人事に直接聞いたうえでOB訪問の服装の正解形をつくりました。この記事では、筆者の経験から説明します。
内定者ESがタダで読めちゃう!

この記事について
記事の前半ではあらゆるOB訪問のパターンから抽出したOB訪問にふさわしい服装を提示します。そのうえで、記事の後半では具体的な服の選び方と着こなし方を徹底的に解説します。
自分が置かれた状況と照らし合わせて記事を読み進めれば、OB訪問で印象を下げることのない服装を選べるでしょう。
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Contents
1.注意!OB訪問の服装に関する企業の細かい言い回しと意図

メールやチャットに記載されている通りで良いのか?実際には何を選べば良いか、すごく悩みますよね
まずは、OB訪問の服装に関して企業からこうしてほしい、もしくは何も言われないことの意図を整理してクリティカルな対策を考えましょう。
「私服OK」と「私服指定」のように、「どうせ細かいニュアンスの問題」と言って、あなどってはいけません。
以下の表に企業からの細かい言い回しをまとめました。
言い回し | 服装 | 意図 |
---|---|---|
「スーツでお越しください」 | スーツ | ほとんどの場合選考要素が強い・もしくは私服で迷う学生への配慮 |
「私服でお越しください」 | 私服 | リラックスした気持ちで話してほしいという配慮・もしくは普段着から人間性を知りたい |
何も言われなかった場合 | スーツ、もしくは私服 | 服装を重視していない・もしくは学生の対応力を見たい |
「服装自由」 「私服でOK」 「私服でも構いません」 |
スーツ、もしくは私服 | 気軽に参加してほしい・学生の普段の姿が見たい・もしくは学生の対応力を見たい |
それでは詳しく見ていきましょう。
1-1.OB訪問の服装ケース1「スーツでお越しください」
スーツを指定された場合は、もちろんスーツで参加しましょう。
OB訪問でスーツを指定するところは多くありません。そのため、担当者からスーツ指定がある場合は、リクルーター要素が強く、選考に大きく響くものだと考えておいたほうがいいでしょう。
リクルートスーツを着ればいいというものではなく、自分のサイズにきちんと合っていること、そして何より清潔感に気をつけましょう。
シャツにきちんとアイロンをかけ、スーツもシワが目立たないようにしましょう。
1-2.OB訪問の服装ケース2「私服でお越しください」
前後に他の予定があり、どうしてもスーツになってしまうとき以外は私服で向かいましょう。
堅苦しい雰囲気を取っ払い「リラックスした気持ちでうけてほしい」という意図が考えられます。
せっかくのOB訪問なのに、がちがちに緊張してしまい、思うようにコミュニケーションを取りながら質問することができなかった……となってはせっかく都合をつけたOB側もやるせなくなります。
カジュアルな雰囲気でコミュニケーションを取りやすくすることで、不安な気持ちを軽くして欲しいという思いから、私服を指定しているのでしょう。
しかし、私服といってもデニムにTシャツのような普段着を指しているわけではありません。オフィスカジュアルのきちんと感のある服装を選びましょう。
編集部 橋本
1-3.OB訪問の服装ケース3「服装自由」「私服でも構いません」「私服でもOK」
「スーツでも私服でもどちらでもいい」と言う企業側の思いとしては、「服装は本当に関係がないので、気軽に面談に来てほしい」という理由です。
しかし、OB訪問の場所が相手の会社内の場合は、なるべくスーツの着用をおすすめします。
また、私服にする場合もオフィスカジュアルを選びましょう。
1-4.OB訪問の服装ケース4「何も言われなかった場合」
最も多いケースが、OB訪問の服装を「指定しない」ことです。
服装について特に気にしていないOBも多いですが、学生のTPOを見るために伝えないことも予想されます。
よしお
キャリアの神様
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2.OB訪問における服装「なんでもいい」場合の選び方

なんでも良いと言われても困りますよね。どうすれば良いか解決策を2つ伝授!
2-1.80点以上で好印象を狙うなら!社員が着ている服装に合わせる事が近道
結論からいうと、企業によって印象を持つ判断軸は異なります。
たとえばスーツでOB訪問する場合、お堅い雰囲気の大手企業の人なら「しっかり着こなしている」と思うだろうし、イケイケのベンチャー企業の人なら「無個性だ」という第一印象を持つ可能性も。
そこで、服装に迷う際は、事前に企業のHPを見て企業で実際に働いている人が身につけている服装を参考にするのがおすすめです。
「社風に合うのでは?」と思われて第一印象がよくなります。
スーツを堅実に着こなすべきか、オフィスカジュアルにするべきか、働く人を見ることをおすすめします。
採用サイトの先輩紹介や口コミサイトから情報収集
企業の採用サイトには、社風や職場の雰囲気を学生に伝えることを目的として、社員紹介やインタビューが掲載されています。
OB訪問の服装選びに迷う場合は、掲載している社員の装いを参考にしましょう。
社員がスーツを着て働いているようであれば、OB訪問はリクルートスーツで行くのが無難です。
社員が私服を着て働いているようであれば、過去のOB訪問の様子を就活口コミサイトなどで情報収集して判断材料にしましょう。
私服で行く場合は、普段着ではなくオフィスカジュアルを意識した服装を選びをしましょう。
2-2.60点狙い!服装で損したくない人はスーツが無難
あなたが私服に自信がなかったり、企業に合わせるのが面倒なのであれば、個性は出せないとはいえスーツが無難です。
スーツはビジネスにおいてスタンダードなので、いきなりオフィスに案内されたりとイレギュラーな場合でも対応できます。
2-3.例外:アパレル・ファッション業界の場合は服装が採用基準
身につけるものを仕事にするプロ特有のケースです。普段から服装で自己表現人なのかを求められるので、面接以上に判断基準になりうる場合もあります。
本人のファッションセンスや感度、トレンド受容性なども重視され、その人に資質やセンスがあるかを選考基準にしています。
アパレル・ファッション業界のOB訪問が「服装自由」「私服でOK」「私服指定」の場合は、TPOを意識しながらも最大限の私服でアピールしましょう。
3.「こんなときどうする?」さらに詳しいOB訪問の服装選び方

他のパターンもおさえておきましょう!
3-1.OB訪問先が知り合いの先輩だったとき
先輩と関係性が築けていればどんな服装でも許容されますが、あくまでOB訪問だということ、企業の社会人と会う学生の就活と考えた場合、スーツの着用がいいでしょう。
就活生のために時間を割いてくれているという先輩への感謝をしっかり態度にあらわすことも念頭にいれておきましょう。
3-2.OB訪問の当日が休日だったとき
休日であっても、一貫して企業に合わせた服装をこころがけましょう。
たしかに、休日のOB訪問は企業説明会などに比べるとリラックスできる時間になるかもしれません。
しかし、服装がだらしなくなれば本末転倒です。土日祝日に関わらず、OBの指定に沿いましょう。
3-3.OB訪問の時期が夏だったとき
夏休みからOB訪問をスタートする人も多いですよね。
夏だからといって、服装に関して特に変更はありません。スーツの場合はネクタイを締め、ジャケットを羽織りましょう。
クールビズの考え方は企業によって異なるので、ノーネクタイやノージャケットで臨むのは危険です。
挨拶を済ませた後に、相手の了承を得てジャケットを脱ぎましょう。
オフィスカジュアルのときも、サンダルはもっての外です。服装自由を普段着やなんでもいいと捉えてはいけません。
4.他にも!OB訪問に守ってほしい服装のマナー

忘れがちな服装マナーもおさえておきましょう
本章ではさらにくわしい服装と、OB訪問に欠かせないアイテムを具体的に説明します。
4-1.これは失礼!NGな服装
さすがにこれはラフすぎるというOB訪問における服装を以下にならべました。
- ハーフパンツ
- サンダル
- 帽子
- サークルのジャージやウインドブレーカー
よしお
キャリアの神様
もし「私服でよかったのに」と言われたときは「他の就職活動の予定があるので」と答えれば心配ありません。
あくまで相手に配慮した節度のある服装を心がけましょう。
OB訪問に私服で行く際の選び方【男性】
OB訪問での私服選びは、オフィスカジュアルを心がけます。
社会人に会うのに相応しいかどうか、が服装選びの基準となります。
最も大切なのは、相手に不快感を与えない、清潔感のある装いであることです。
男性のオフィスカジュアルは、ジャケットとパンツの組み合わせが基本となります。
ジャケットは黒やネイビー、グレーなど落ち着いた色合いの物を選びましょう。パンツはスラックスやチノパンを着用します。
丈が短いとカジュアル感が高まり、長いとルーズな印象になります。
シャツは、襟付きで控えめな色の無地のものがいいでしょう。
靴・鞄・ベルトは色やデザインがベーシックな革製品を選ぶと統一感が出て好印象を与えます。
OB訪問に私服で行く際の選び方【女性】
女性のオフィスカジュアルも、ジャケットとパンツ・スカートが基本となります。
ジャケットはノーカラーのものより襟のあるものの方がフォーマルな印象になります。
ボトムスは、パンツだとアクティブな印象を、スカートは女性らしさを演出できます。
パンツはピタピタになりすぎないサイズ感、スカートは膝が隠れるくらいの丈感を意識しましょう。
ジャケットの下は男性の場合ボタンシャツが基本ですが、女性の場合はカットソーを合わせてもOK。白やベージュのシンプルなものを選びましょう。
靴はパンプスで、ヒールの高さは3〜5センチが望ましいとされています。黒タイツはビジネスシーンではカジュアルと判断される場合があります。スカートには肌色のストッキングを合わせるのが無難です。
4-2.アクセサリーは派手なものはNG
OB訪問では基本的にアクセサリーをつけない方がいいです。選考ではないからと言ってあなどってはいけません。
OB訪問も就活の一部です。華美なアクセサリーで着飾る必要はありません。
アクセサリーを付ける場合は、主張し過ぎない小ぶりな物をさりげなく付けることをおすすめします。
4-3.コートは会う前に脱いでおく
スーツの上に羽織るビジネスコートは「建物に入る前に」「玄関にあがるときに」「人と対面する手前に」脱ぐのが社会人のマナーです。
これは「外の寒さを中に持ち込まない」というところに由来しています。花粉や外の誇りを払ってから脱げば、気遣いができるとさらに好印象に捉えられます。
「失礼だ」「学生だから仕方ない」と印象づけられないように事前に頭に入れておくといいでしょう。
4-4.スーツの場合は就活カバンで
OB訪問は、就活用のカバンがおすすめです。しかし、現在ではスーツでもリュックを使用する人が増えてきました。
選考に直結しないOB訪問であれば、使いやすさを重視してリュックでも問題ありません。
ただ、選考の場合はリュックはNGだと考える社会人も0ではないので、A4がすっぽり入る就活カバンの使用が無難です。
5.OB訪問の服装はスーツやオフィスカジュアルなどが適切
OB訪問の服装について紹介しました。服装を指定してくれれば楽なのですが、記載がない場合や指定がない場合も多く、何を着ればいいのか迷う就活生も多いです。
OB訪問は、選考に直結するケースを除き、多くが就活生が主導となって質問をおこなう場です。
時間を割いてくれたOBへの誠意を伝えるためにも、きちんとした身だしなみで臨みましょう。
OB訪問もまずは服装から。時間を割いてくれるという感謝と誠意を表現して相手の社会人に好印象をもってもらうことで、就職活動の励みになれば幸いです。
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