・他の合説となにが違うの?
・やっぱ〇〇ナビとかの大手主催の合説に行った方が良いんじゃないの?
就職博というイベントがあると知っても、このように考えている就活生は多いのではないでしょか?
合説は規模や主催者によって特徴があります。開催される合説の数は非常に多いので、すべての合説に参加していてはキリがありません。
合説の特徴を把握したうえで、参加するイベントを選びましょう。ここでは、合説の1つ就職博の特徴を紹介します。
この記事を読むことで、就職博の特徴が理解でき、あなたが就職博に参加すべきかどうか判断できるようになります。
Contents
就職博とはあさがくナビ主催の合同企業セミナー

あさがくナビ主催「就職博」
日本最大級と言われる企業の数と種類
『就職博』とは、朝日学情ナビ(通称:あさがくナビ)が主催する合同企業セミナーです。1981年の初開催以降、大企業のみならず多くの中堅・中小ベンチャー企業がイベントに参加し、年間の参加企業は延べ7,000社を超えています。毎年3~11月にかけて開催され、参加企業数・参加学生ともに日本最大級の規模を誇っているイベントです。
仙台・東京・名古屋・大阪・京都・九州の6都市をはじめとした主要都市で開催されており、多くの学生が企業との出会いの場に活用しています。
幅広い業種の企業を1日で訪問できるので、業界研究をして志望する企業を絞り込んでいこうと考えている人には、とても便利なイベントです。
就職博の概要
就職博とは日本で最初に開催された日本最大級の合同企業セミナーです。企業の知名度にとらわれず、中堅・中小・ベンチャー企業でも、企業の魅力を学生に伝えることができるのがイベントの特徴となっています。
就職博のイベント概要は次の通りです。
イベント概要
- 実施時期:3~11月頃
- 年間来場者数:延べ20万人以上
- 年間参加企業数:延べ7,000社以上
- 参加費:無料(予約不要で誰も参加可能)
イベント当日の流れ
- オープニング講座(30分)
- 企業ブース(30分/社×複数社)
- 就活応援講座
- 就活相談ブース
イベントの補足事項
- 持ち物:筆記用具、メモ帳
- マスク着用必須
- 入場無料、入退場自由、服装自由(再入場可)
- 参加企業の一覧は開催1週間前に掲載予定
朝日新聞と東証一部の学情が合同主催者
就職博は、朝日新聞と東証一部上場企業の学情が合同主催者のイベントです。学情は朝日新聞と資本提携をすることで、自社で取り扱う企業情報と朝日新聞が持つ豊富なコンテンツをあさがくナビを通じて提供しています。
学情が朝日新聞と共同であさがくナビを運営していることから、就職博も朝日新聞と学情が合同主催者となっています。
あさがくナビはその他の就活ナビサイトと異なって、運営者として新聞社が関わっていることから「就活ニュースペーパーby朝日新聞」といった時事ネタや、就活に関わるトレンドをいち早く掴むコンテンツが充実しています。

合同企業セミナーは学情が作り出した
今や合同企業セミナーはマイナビ・リクナビをはじめ多くの就活ナビが開催しているイベントで、就活の定番となっています。
この企業と学生が一堂に会する合同企業セミナーは、1981年に日本で初めて学情が『就職博』として実施したものです。学情がスタートさせた合同企業セミナーは知名度に捉われず、一度に多くの企業と学生との出会いを生み出せるため、企業と学生が直接コミュニケーションを取れる貴重な場として普及していきました。
よしお
就職博の特徴
- 上場企業からベンチャー企業まで出展企業の幅が広い
- 年間20万人の就活生が参加
上場企業からベンチャー企業まで出展企業の幅が広い
就職博に参加する企業は上場企業はもちろん、中堅・中小企業や成長著しいベンチャー企業に至るまで、幅広い出典企業の層は大手のマイナビやリクナビとの違いといえるでしょう。
一度に多くの優良企業に出会える貴重な場であり、就職博に参加することで「今まで見ていなかった業界」「知らなかった企業」に出会えます。まだ目指す業界や企業が決まっていない人にとっては最良の業界研究の場となることでしょう。
年間20万人の就活生が参加
就職博の年間の参加学生数は延べ20万人超え。参加学生の90%以上が中堅・中小・ベンチャー企業に就職を考えています。
また、仕事に対する価値観も「収入」ではなく「やりたいこと」重視の学生が多く、ひとつの業界だけでなく幅広い業界に興味を持つ学生が集まっているイベントです。
就職博に参加してくる企業も「ただの説明会」ではなく、「選考に直結する説明会」とする企業も多い点も特徴といえるでしょう。
(引用:学情HP_ 「あさがくナビの就職博」)
就職博に参加する5つのメリット
- 幅広い業種と出会える
- 会場で個別相談ができ企業を紹介してくれることも
- 予約不要のため気軽に参加できる
- 企業ブースだけでなく就活対策コンテンツも充実
- 参加者特典も充実
幅広い業種と出会える
就職博に参加する1つ目のメリットは幅広い業種の企業と出会える点です。就職博に参加する企業は、上場企業から中堅・中小・ベンチャー企業に至るまで幅広いです。過去に参加した企業の実績を見ても分かる通り、非常に幅広い業種の企業が参加しています。
食品・飲料業界:アサヒビール
航空業界:ANA
鉄道業界:JR東日本
商社業界:住友商事
ホテル業界:ホテルグランビア大阪
マスコミ業界:東海テレビ放送
自動車業界:本田技研工業
金融業界:三菱東京UFJ銀行
小売業界:東急ハンズ etc
会場で個別相談ができ企業を紹介してくれることも
就職博に参加する2つ目のメリットは、イベント会場で就職アドバイザーに個別相談できる点です。イベント会場に就職アドバイザーによる個別相談ブースが構えられており、就活の悩みを気軽に相談できます。
「何からしたらいいのかわからない」「自分に合った企業がわからない」という悩みに対して、プロの就職アドバイザーからアドバイスを受けることができます。アドバイスの中で、自分に合った就活の進め方や自分に合った企業の紹介を受けられる可能性もあります。
就活に関して一人で悩んでいる人は、ぜひ個別相談に行ってみてください。
キャリアの神様
予約不要のため気軽に参加できる
就職博に参加する3つ目のメリットは、予約不要のため気軽に参加できるという点です。企業単体で実施する「企業説明会」や「企業セミナー」に参加する際、人気の高い企業のイベントはすぐに「満席」となって予約できないことがありますよね。
一方で、就職博は予約不要のイベントで入場無料、入退場自由。企業が開催する説明会やセミナーに比べて自由度が高いのも特徴の1つといえます。
編集部 橋本
企業ブースだけでなく就活対策コンテンツも充実
就職博に参加する4つ目のメリットは、企業ブースだけでなく就活対策コンテンツも充実している点です。例えば「就活応援講座」では、就活のプロである就活コンサルタントから“必勝就活法”を伝授してもらえます。
また、人気企業がプレゼン形式で採用情報や業界情報を伝える「特別講演」や、就活の悩みを就活アドバイザーに個別相談できる「就職相談」などのコンテンツに参加可能です。さらに、あさがくナビの超人気コンテンツである「エニアグラム」で適職診断を受けることができます。
このように企業ブース以外にもコンテンツが豊富なので、就活対策を進めたい人も参加するメリットは大きいでしょう。
参加者特典も充実
就職博に参加する5つ目のメリットは、参加者特典が充実している点です。参加者特典を目当てにイベントに参加するわけではありませんが、特典があると得した気分になりますよね。参加者特典の内容は、来場者全員に配るもの、先着順で貰える特典があり、イベント実施回によって異なります。
例えば、来場者全員に配るものには、業界研究用の『業界図鑑』があります。また、先着順で貰える特典としては商品券やQuoカードがもらえる場合もあります。額については「〇社訪問したら〇〇円分」というように訪問企業ブース数によって変わるようです。
就職博のデメリット
- 参加者数によっては企業へ質問ができずに話を聞くだけになる
参加者数によっては企業へ質問ができずに話を聞くだけになる
人気企業のブースに大勢の学生が集まった場合、必ずしも質問ができるとは限らず、場合によっては話を聞くだけの時間になってしまします。
せっかく「業界や企業に対する知見を深めたい」と考えてイベントに参加したのにも関わらず、聞きたかったことを聞けないとなると参加した意義が薄れてしまいます。規模が大きい合説ならではのデメリットといえるでしょう。
就職博の評判
企業研究目的の人には不向き
明日も就職博いこうと思ってたけどやめた〜目の前の人事はやっぱりいい部分しか教えないし、本当に興味のあるブースに行きたいのに声掛けてきて強引に連れていくし断れんし。ネットの波をかき分けいいところ悪いところちゃんと見極めて探したいと思ってる私には不向きかも、あとシンプルに疲れる
— みほ@21卒 (@alps69career) June 8, 2020
一度のイベントで大勢の学生が参加する合同企業セミナーは、企業にとって1人でも多くの学生に自社をPRする絶好の機会です。そのため、企業側は少しでも興味を持ってもらえるように「企業のアピールポイント」を全面に押し出す傾向が強いです。
また、限られた時間を最大限有効活用するために、企業ブースに空きが出ないように積極的に学生を勧誘しています。
企業の良い面だけでなく、悪い面も知りたいと考えている人や、勧誘に断るのが苦手な人にとっては満足度が低くなる可能性が高いです。
勧誘された時は「もう聞いたので大丈夫です」と交わしてみるのがおすすめです。
編集部 橋本
就職博に参加する方法
就職博を主催している「あさがくナビ」に登録することで、就職博へ参加することができます。
あさがくナビにマイページ登録し、イベントページから自分の住んでいる地域で開催する就職博の日程を確認しましょう。
就職博自体への参加申込みは不要ですが、イベントに参加するにあたって「受付・企業訪問カード」が必要になります。
イベント会場当日でもスマホからマイページに表示されている「受付QRコード」を提示することで受付は可能ですが、事前に「イベントの受付・企業訪問カード」を印刷して参加するとスムーズに参加できます。
就職博は最大級規模の合同企業セミナー!自分の就活段階によって参加の有無を決めよう
あさがくナビが主催する就職博は、国内で最も歴史のある最大級規模の合同企業セミナーです。上場企業からベンチャー企業まで幅広い業種の企業が参加するため、多種多彩な企業との出会いを期待できます。
また、企業ブースだけでなく「就活応援講座」や「就活相談」といった就活対策コンテンツも充実しているイベントです。
一度に複数の企業を知ることができる分、参加者も多くなり、企業1社1社を詳しく知るのが難しい側面もあります。就活を始めたばかりで「まずは業種や業界について広く浅く知りたい」と考えている人などにおすすめできるイベントです。
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