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博士就職

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博士って就職できない?失敗する?経験者が語る院生就活の実態

修士2年で就職するか、博士課程に進んでから就職するかは非常に大きな分かれ道です。「博士は就職に不利なのでは…?」とあなたも不安に思っているかもしれませんね。

実際いろんなサイトを見てみても「博士の就職は厳しい」と言われていますが、実はそんなことはありません。博士課程に進んでも一般企業に就職することは可能です。

この記事では博士の就活事情をご紹介しましょう。これを読めば「博士号」のブランドを就活で有利に使う方法が分かります。

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1.博士は本当に就職に不利なのか?

「博士は就職に不利」と言われますが、博士の就職率は67.7%(文部科学省平成29年調べ)で過去最高を記録しているなど就職状況は年々改善されています。

ところが、修士の就職率と比べてみましょう。以下の表をご覧ください。

就職率 就職率就職も進学もしていない人
修士で就職するルート 78.2% 9.5%
博士から就職するルート 67.7%  18.8%

残念ながら修士と比べて博士の就職率はあまり良くないのが事実です。「就職も進学もしていない人」の割合は18.8%で6人に1人はニートという結果に。

博士課程に進む人は「研究がしたい」という人が多いです。そのためそもそも就活をせずポスドク研究員として大学に残る研究者も多いので、それを考えると修士より就職率が低くなってしまうことも仕方ないことではあります。

では、「博士号」というブランドを就活で有利に使っていくためにはどうしたらいいのでしょうか。

「博士」が就活を有利に進める2つのコツ

・「柔軟性」があることをアピールすること
・「専門性が高い」ことをアピールすること

「博士」が就活を有利に進めるコツはこの2つです。以下で詳しく述べます。

1-1.柔軟性があることのアピール

博士の就活において重要なことは「博士学生の専門性と企業が求める専門性」が一致することです。

ところが実際には大学院での研究内容と企業の研究内容が完全に一致することは稀です。なので妥協点として「ある程度関連のある研究をしていた学生」を企業は求めます。

企業側としても博士学生の研究内容ではない研究に従事してもらう可能性は十分に考慮したうえで採用しなければいけません。

つまり専門知識はもちろんのこと、専門外の活動に対しても熱心に取り組める学生を企業は求めています。

そこで専門知識が豊富であることよりもどんな分野であれ「柔軟に」対応できることをアピールすることが就活では優位に働きます。

アピールの例を以下に示します。

大学院では人工知能の研究をしていました。しかしそればかりではなくボランティア活動にも積極的に参加してきました。自分の専攻である人工知能は人々の生活を楽にする技術だと信じています。

なのでボランティア活動をすることで身の回りにある小さな不便を知ることが自分の技術を社会の問題と直接的につなげる一歩だと思っています。

この先の発展としては、ボランティア活動のなかで実際に得た不便な問題を就職先の企業の技術と自分の知識を使ってどう生かすことが出来るのか、ということを語ると良いかもしれませんね。

1-2.専門性が高いことのアピール

上に書いたように企業の専門性とあなたの専門分野が完全に一致することは稀です。

なので「私はこの分野にこれだけの知識がある」とか「僕は就職したらこの研究をさらに深めていきたい」などと語ってはいけません。企業はそんな専門性を求めていないのです。

企業が求めているのは「どんな分野でも継続して打ち込めること」です。

つまり「博士の専門性が高い」ことを「専門性を手に入れるために努力を続けられた結果」としてアピールすることがポイントが高いのです。

アピールの例を以下に示します。

大学院では人工知能の研究をしていました。大学院での成果としては人々の趣味嗜好をデータとして集めて自分と趣味嗜好が似ている人のデータからおすすめを提案してくれるサービスの実装です。

Amazonで商品を見るとよく『この商品もおすすめ』というのが出てくると思いますがそのアルゴリズムをさらに改善したものを作っていました。

人の性格が似ていることをどうやって機械に分別させるか、優先順位をどのようにつけるのがベストなのか、いろんな角度や視点から分析してきました。

この先の発展としては、突破口のきっかけになった出来事や、もっと端的に努力し考えることは誰にも負けない、ということを語ると良いかもしれませんね。

2.「博士」が就活する上でのデメリット

博士号を取ることが有利になる反面、博士号を取ったが故のデメリットも存在します。とはいえ、これを理解してカバーすることが内定獲得のポイントです。企業が「博士」を取りたくない理由を見てみましょう。

2-1.新卒の年齢が高い

博士の就職は早くて27歳になります。学部生の新卒が23歳からであること考えると、上司が年下になる可能性もありますね。若年の社員が多い企業からすれば少しやりにくいかもしれません。

さらに「伸びしろ」の点では学部生や修士と比べて劣ることは確かです。ある程度失敗したとしても修士までの就活では社内教育次第で伸びしろがある、と考えられて内定が貰えることもありますが「博士」がこれを期待するのは難しいです。

2-2.ポテンシャル採用の側面で弱い

4年生大学の新卒者や修士課程修了者が貰える採用は「ポテンシャル採用」が大半と言われています。ポテンシャルとは能力や可能性など、目には見えないもののこと。

つまり、その人物像や背景に対して、期待できるものがあると判断され採用されることです。

ポテンシャルが高評価される理由のひとつに「若さ」と「未熟さ」があります。若くて未熟だからこそ、企業カラーに染めやすいとも言えます。

一方、博士修了者は独自の価値観が形成されていることも多いので企業は「即戦力」として活躍できる人材を求める傾向にあるようです。

2-3.「博士」を採用していない企業に要注意

注意していただきたいのが企業の中には「もともと博士を採用していない」ケースが存在するということです。

そういった企業はESの段階で落とされることが多いですが稀に面接まで進んでから博士の採用をしていない旨が伝えられる場合もあります。

ただでさえ研究で忙しい中で就職活動をしているわけですから受けても通らない企業ばかり受けていても時間がいたずらに消費されるだけです。

院卒の採用があるかどうか、先にある程度調べてからESを出すようにしましょう。東洋経済オンラインや就職四季報の巻末などで調べることが出来ます。

もし、自分で調べるのが難しいようであれば、博士課程の就職支援を積極的に行っているサービスを利用してみるのも良いでしょう。

研究職であれば博士情報エージェント研究職以外であればdoda新卒エージェントなどがオススメです。

3.「博士」の就活スケジュール

修士までの採用においては経団連指針に準じて、3月から広報が解禁となります。しかしそれは修士までの話。博士は対象外なので企業は時期を気にせず自由に採用することができます。

注意しなければいけないのは学部生・修士課程の学生の就活が解禁される前の2月に博士の選考を締め切る【先行型】の企業。

リクナビやマイナビの情報は学部生や修士課程の学生向けなのでこれを待っていたら博士の選考を逃してしまうことも。

つまり自主的に会社の採用サイトを見に行く必要があります。まさか、10月や11月から選考が始まるとは思いませんよね?12月頃から情報収集を始めようと思っていると出遅れてしまいます。

必ず志望先企業独自のスケジュールを確認することを忘れないでください。特に製薬会社は書類選考が早いので21卒なら19年11月からプレエントリーが始まる会社もあります。

4.結論(まとめ)

●研究内容より「専門性が高い」ことと「柔軟性」をアピールすべし。
●年齢の高さは経験の豊富さでカバーすべし。
●修士より就活スケジュールが早い場合もある。企業の採用情報を自主的に確認すべし。

「博士は就職出来ない!」というのは嘘です。実際に就職率は年々改善しています。

特に注意しなければいけないのは企業の選考時期です。「学部生や修士課程の学生に情報が解禁されるころにはすでに博士の選考は終わっていた」なんてことで失敗するのは避けるべきです。

あなたが受けたい会社には目星をつけておいて採用情報は早めに仕入れるようにしておくと良いですね。

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