今、この記事を読んでいるあなたは就活を開始する時期に悩んでいませんか。大学院生の就活は、遅くても本選考の始まる2年生の4月までに始めておく必要があります。
それでは、就活の開始時期はいつなのか、先に結論を述べるとその答えは自分次第です。なぜなら、大学院生は専攻や所属するゼミによって就活も大きく異なるためです。
とはいえ、いつから就活を始めようか。などと悩んでいる間に、実際に多くの院生がチャンスを逃しているのも事実です。
そこで今回の記事では、理系の研究室で大学院生の就活を2年間間近で見てきた私が「理系院生の就活スケジュール」について書きます。
この記事を読めば、あなたも院生の就活について詳しく理解することができ納得のでき、他の就活生より1歩リードした状態から就職活動ができることでしょう。
Contents
1. 一般的なスケジュールの概要

院生就活のスケジュールは院生1、2年を学部生3、4年に置き換えると考えやすいでしょう。
まずは、一般的な就活スケジュールの概要をおさえておきましょう。就活イベントなどが開催されるスケジュールは、大学院1年生は学部3年生、大学院2年生は学部4年生と同じように進んでいくイメージです。
就活サイトのリクナビの場合だと、
– 大学院1年生の6月1日にインターンシップの応募が開始
– 大学院2年生の3月1日に本採用の情報が公開
となるのが一般的なスケジュールとなっています。
本選考は大学院2年生の6月から秋にかけて行われ、内定式がある企業の場合は10月1日ごろに行われます。
リクナビ:どうするの?押さえておきたい!就活スケジュール
2.大学院生の就活における2つの選択肢
就活の最終目的は「内定」をもらうことです。大学院生が企業から内定をもらう方法として、大きく分けて「学校推薦」と「自由応募」があります。それぞれ具体的に解説していきます。
2-1. 学校推薦
学校推薦は、企業が大学に採用したい人数を伝え、学生が行きたい企業の枠に応募して、校内選考で枠を勝ち取った後、採用試験を受けて内定をもらう方法です。
メリットとしては、合格率が高く、OBOGが就活を手伝ってくれることもあるということが挙げられます。推薦枠を出す企業は、大学院での研究や選考分野に深く関連する事業を展開していることが一般的で、ミスマッチングも少ないでしょう。
そんな学校推薦にもデメリットがあります。原則として、内定をもらったら断ることができません。一方で、企業側は学校推薦で応募した学生を落とすことがあります。
また、1人の学生が複数の推薦枠に申し込むことはできない場合が多いですが、学校に推薦枠がある他の企業を一般応募で滑り止めとして受けようとすると、推薦枠を使用していないということで落とされてしまうこともあります。
2-2. 自由応募
自由応募は、自分で自由に志望する企業に応募する方法です。リクナビのような就活情報サイトや企業のサイトで公開されている募集内容を見て応募し、採用試験を受けて内定をもらう方法です。
自由応募のメリットは、学校推薦にはない幅広い選択肢にあります。複数の企業エントリーし、並行して就活を進め、結果として複数の内定をもらうことも可能です。
理系院生の多くは、専攻を活かせる開発職や研究職への就職を目指す人も多いですが、金融系やコンサルティングファーム、メーカーなど様々な選択肢が残されます。
一方で、自由応募のデメリットは、人気企業であれば学部生を含め他の就活生との高い競争率をくぐり抜けて内定をもらわなければならず、選考に時間がかかることが挙げられます。
自由応募の際は、学校推薦よりも学業と就活のバランスの取り方が重要になってきます。
3.就活の開始時期を問わず内定の幅を広げる方法
そもそも、就活の開始時期がいつからなのかわからない要因として就職の仕方に不安が残っていたり、明確になっていないのではないでしょうか。
- 自由応募と学校推薦の間で揺れている
- 専攻と異なる業界を志望することについての不安を抱えている
- 学校推薦の予定だけど落ちた場合に備えて自由応募も受けたい
こういった悩みがある場合、就活をはじめるのが難しいですよね。日々の学業や研究に追われながら、就活のことを考える時間をつくることも大変ではないでしょうか。
そんな問題を解決する方法として2つの解決策を提示します。また、以下で紹介するサービスはすべて利用した経験に基づいています。
1.あなたの専門性が生かせる企業を的確に判断できるアドバイザーに相談する
2.「スカウト型就活」を利用する
3-1.大学院生の支援を積極的に行っているキャリアチケットを利用する
聞きなじみはありませんが、実は最近就活業界ではかなり注目されているサービスです。
キャリアチケットでは様々な業界の特性や就職情報を把握しているアドバイザーが、あなたの要望を直接聞いた後にあなたのニーズに沿う企業を紹介してくれます。
院生の多くは、研究に多くの時間を割いていることもあり他の就活生と比較して知識的に不足していることや準備ができていないこともしばしばあります。
キャリアチケットでは院生向けの非公開求人もあるほか、院生向けに書類添削や面接対策なども行っているので参考になる部分は多いはずです。
さらに、サービス自体が2017年ごろに開始されたこともあり、一般的な認知度はそれほど高くありません。
すなわち、もしあなたが今このサービスに登録すれば、
1.経験豊富なアドバイザーも使い放題
2.かなり多くの求人の中からあなたにとって最もよい企業が紹介される
というメリットがあります。
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3-2.大学院生がスカウト型就活を使う3つのメリット
1つ目
就活の煩わしい準備をしなくていいというメリットがあります。スカウト型就活は、企業からオファーが来るため、1度サイトに登録すれば自分で動く必要がありません。
就活のための服装や質問の準備をする時間を減らすことが可能です。いろいろな企業に出会えるスカウト型就活は自由応募と学校推薦の間で揺れている場合にも役に立つ就活のはじめ方だと思います。
エントリーシートを真剣に作成しようとすると、1枚1時間~2時間かかります。そのため、5社応募するのに10時間もかかってしまう可能性があります。
一方スカウト型就活では、1度書いたESを複数の企業に読んでもらえるので、圧倒的に時間と労力の削減ができます。
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2つ目
おいしいご飯が食べられるかもしれないというメリットです。おいしいご飯が食べられる上に食事の時間を就活に使えたら、一石二鳥ではないでしょうか。
気軽に専攻以外の異業種の業界研究ができるという魅力もあります。専攻と異なる業界をを志望することについて不安を抱えている場合も、1人で悩むよりもまずは社会人の人と話してみる中でわかることがあるのではないでしょうか。
このメリットに関しては、志望業界が固まっている学生でも、就活力を向上させるのに役立ちます。
例えば、コミュ障だったある院生の先輩が、「ご飯を食べながらさまざまな社会人の人と話す中で、企業の求めるコミュニケーション能力を学ぶ良い機会になった」と言っていました。
3つ目
内定が早くもらえる場合があります。学校推薦の予定だけど落ちた場合に備えて自由応募も受けたい時にも、スカウト型就活を活用すれば自由応募で早めに内定をもらい、安心して就活を進められるかもしれません。
登録している企業は、就活が解禁する3月前から内々定を出している企業もあります。そのため、就活の解禁を精神的に余裕をもって迎えることも可能になります。
一方、デメリットとしては「スカウト型就活」の就活サイトでは、サイト間でサービスの質や募集企業のレベルに差があるという事実があります。
食事付きと書いてあったにも関わらず社員から奢ってもらえなかったというサイトや、中小企業からのスカウトが多い場合などがあります。そのため、就活サイトの体験談をよく読み、見極める必要があります。
4.まとめ
大学院で専攻している分野だけの選択肢で、就職の幅を狭めてしまっても本当にいいのでしょうか。学業と就活の両立が難しい場合でも、他の就活生に比べて不利になりたくないですよね。
大学院進学をして勉強や研究をがんばっているのに、学校推薦だけの就活をしていると、さまざまな良い企業に巡り会うチャンスを逃してしまうかもしれません。
自由応募の場合は、学業との両立で時間がなくても、隙間時間をうまく使って就活対策をすることも十分可能です。
理系院生の就活スケジュールは人それぞれですが、時間を有効活用することで後悔のない就活を送ることができます。
就活の方法や開始時期を問わず内定の幅を広げられる上に、おいしいご飯も食べられる「スカウト型就活」の体験談をぜひ読んでみてください。
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