就活塾に対してあなたはいったいどのような印象をお持ちでしょうか?
就活塾とかwwそんなとこ行くなんてありえねえ。
就活塾とかなんか胡散臭いし怪しい。
人によって様々かと思います。
先に結論から申し上げると、勧誘してくる就活塾には深く関わらないことをお勧めします。
この記事では実際に複数の就活塾に潜入してきた私の経験を交えて
「就活塾との正しい付き合い方」を5つの観点からお伝えします。
Contents
1.勧誘が激しい「就活塾」は無視
1-1.就活塾は就活生が支払う料金で経営されている
まずは、現実をお伝えしたいと思います。「就活塾」は就活生から受講料を得ることによって運営されています。
当然のことなのですが、あなたは彼らにとっては商品を売る相手、すなわちお客さんでしかありません。正直、お金さえ払ってくれればあなたがどこに就職しようが就職できなかろうが関係ありません。
勿論、就活中は応援してくれますし、励ましの言葉もかけてはくれます。ですが、それは家族や友人のように無償という訳ではありません。あくまでもサービスの一貫として行われている事は理解しておくべきです。
ですから、あなたが「就活塾」に「お金は払わないよ」という意思を見せた瞬間、わざわざ電話して愚痴を聞いてくれることも、励ましてくれることもなくなるでしょう。
結局、就活塾を運営している以上は就活生から収益を得なければなりませんし、スタッフもお金を払ってくれる、或いは払ってくれそうな就活生にリソースを割きたいので当然のことではあります。
1-2.勧誘が強引=それだけ経営に行き詰まっている
本当に就活生の利益になるようにユーザーファーストで考え、また明白な実績と実力とビジョンを持っている講師が運営する「就活塾」であれば、お金を払ってでも受講する価値はあります。
そういった就活塾もわずかながら存在はします。しかし、残念ながら就活生を金としか見ていない「就活塾」の方が圧倒的多数であることは事実です。
そして、就活生=金としか見ていない就活塾ほど勧誘活動が強引であるという特徴があります。本当に質の良いサービスを行っている「就活塾」は勧誘しなくても価値を感じる人が勝手に集まるからです。
粗悪なサービスしか提供していなければ当然人は離れていくので勧誘活動は激しくなります。またお金を払わそうと上手く言い寄ってきます。
逆に常に「入りたきゃ入ったらいいよ。」「また、予定空いて参加したかったら来たらいいよ。」こういうスタンスの塾は信用できます。
2.就活塾の評判、講師の経歴は要チェック
2-1.講師のレベルは一度冷静に判断すべき
もし、あなたが「就活塾」に行くというのであれば、一つだけチェックしてほしい部分があります。それは、その塾内にいる講師陣が持つ経歴の証明です。ホームページには嘘の経歴も書き込めるので注意が必要です。
具体的にはその講師が内定した企業名、その企業で何をしていたのか、退職理由、を聞いた上でその企業がどのような会社か調べるようにしましょう。
どこに内定した実績があるか、どのような仕事をしてきたか、会話のレベルの高低でその講師のレベルをしっかりと客観的に見定めることが重要です。
2-2.能力が低くても「就活塾」は運営できる
正直、就活塾の運営に関してはどんな資格も資質もいりません。したがって、それなりに的を射ていることさえ言っておけば、誰にでも「就活塾」の運営を始めることは可能なのです。
ある程度、知識や経験、内定実績、超一流企業に勤めていた実績等があればまだしも、「就活塾」の講師はそうでないことが非常に多いのです。
これは言わば、偏差値60を目指している受験生に偏差値50程度の講師がそれらしい事を言って講師を気取っているのと同義です。
少し自慢っぽくなってはしまいますが、私は自身で書いたESが選考に落ちたことはありませんでした。しかし、潜入していた「就活塾」の講師に添削された私のESは選考から落ちるということが実際にありました。
つまり、就活生よりレベルが低いのにもかかわらず、講師を名乗ってそれらしいことを言っている人間は一定数実在するということです。
ですから、もしあなたが「就活塾」に行くというのであれば、しっかりとした実績があり信頼できる講師を見つけるという努力は絶対に怠らないでください。
3.就活塾は上手く活用できることもある
とは言え、就活塾は利用できる部分があるのも事実です。各「就活塾」でサービスは違うので一概には言えませんが、ES添削や面接対策等はほとんどの「就活塾」においては無料です。
客観的な意見をもらうことは悪いことではないですし、面接を一度も経験したことがない就活生にとっては利用する価値があるのかもしれません。
また、大手の就活塾の中にはホームページのコンテンツが大変充実しており良質なものも多く、勉強になることも多いです。
あとはマナー等も教えてもらえたりします。
ただし、少し過剰すぎることが多いので私は気持ち悪く感じることもありました。
取り敢えず、大切なことは払う価値のないものには「お金を払わない」ということです。「就活塾」とかかわっているとスタッフから色々言われて最終的に絶対にお金を払わそうとしてきます。
そのフェイズまで来たら満を持して逃げる準備をしてください。
4.粗悪な「就活塾」の実態
ただ、就活塾というのは就活生が逃げられないようにうまい工夫が施されている場合があります。私の潜入していた塾は「紹介制」にする事で紹介された側は心理的に逃れにくいという状況ができていました。
やはり、紹介してくれた人の顔を潰すことになりかねない。という心理的威圧は強力だと感じました。
また、「ここで辞めるから君はいつもダメなんだ」「一度くらい継続してみろ」とか謎の根性論を展開されることもありましたが、本来頑張るべきは自分の価値を向上させることや準備であり、継続して塾に行くことではないはずです。
そもそも誰にでも合う環境と、合わない環境がある訳で。。。直感的にやめた方がいいと思ったのならその環境にいる必要はありません。
他にもあなたにあった環境はあるので安心して辞める勇気を出してください。あなたの人生を決める上で非常に大切な時間を行きたくない「就活塾」なんかに費やすのは勿体無いです。
5.就活のサポートは完全無料で受けられるよ
「就活塾」に行く人になぜお金を払ってまで塾に行くのか尋ねたところ、「専任のサポーターが助けてくれるから」と答える方が多かったです。
しかし、わざわざ就活塾にお金を払わなくても強力なサポーターは手に入ります。例えばdoda新卒エージェントというサービスを使えば優秀なサポーターにES添削、面接対策などすべてサポートしてもらえます。
また、そのほかにも就活生を無料でサポートしてくれるサービスはたくさん存在しています。
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6.まとめ
「就活塾」には基本的にお金を払ってまで行く価値はないです。なぜなら無料で「就活塾」がおこなっているサービスよりも質の高いサポートは受けられるからです。
ただし、わずかながらではありますが、質の高い塾も実在はしています。
ただ、基本的には情報があまりない就活生に対して粗悪なサービスを販売している「就活塾」は多いので利用するときには講師陣の実績や、知識量、経験、教養、素質その他をしっかりジャッジするようにしてください。
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就活を始めると絶対行うのが自己分析。あなたの自己分析は主観のみに頼ったものになっていませんか。
他人から見たら強力なアピールポイントなのに自分では気づけず、せっかくの魅力を活かせきれていない人も少なくありません。内定まで最短距離で進むためにも、ツールを使って客観的に自己分析してみましょう。
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